12-g-08
[季節] 仲冬（１２月） 植物季題
[季題] 枇杷の花（びはのはな／びわのはな）
[副題] なし。
枇杷は常緑高木で育つと幹の高さは６メートル余りになる。
１１〜１２月になると枝先に円錐花序をつけやや黄みを帯びた白色五弁の花が多数開き芳香を放つ。
全体は淡褐色の絨毛に包まれている。
目立たない地味な花である。
枇杷の花の俳句歳時記 清月俳句歳時記１２月の植物俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成２２年１月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲冬（１２月） 植物季題 [季題] 枇杷の花（びはのはな／びわのはな） [副題] なし。 枇杷は常緑高木で、育つと幹の高さは６メートル余りになる。１１〜１２月、枝先に円錐花序をなしてやや黄みを帯びた白色五弁の花が多数開き、芳香を放つ。全体は淡褐色の絨毛に包まれている。 目立たない地味な花である。 枇杷の花の俳句 寂しさの身に添ふころや枇杷の花 松山寿美 枇杷の花の俳句 清貧を貫き枇杷の花咲かせ 森本恭生 枇杷の花の俳句 犇めきて枇杷の花咲く老の家 樋口千恵 枇杷の花の俳句 富士望む日の多くなり枇杷の花 吉井竹志 枇杷の花の俳句 枇杷の花築地の暗さ重ねをり 東 嘉子 枇杷の花の俳句 枇杷の木の長けて花咲く売家かな 藤本春苑 人棲まぬ家に咲きゐし枇杷の花 野田ゆたか