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[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)動物季題

[季題] (つる)

[副題] 凍鶴(いてづる)
 
 
 鶴は冬鳥で10月末ごろ北国から渡ってくる。
 
 首と脚が長くその姿が優美なため古来長寿の霊鳥として尊ばれ、詩歌によく詠まれてきた。
 
 鍋鶴・真鶴は秋にシベリアから飛来し田や沼で冬を越す。
 
 丹頂は北海道東部で年間を通して棲息するがほかの鶴と同様に冬の季題として扱われる。

 凍ったようにじっと動かず片足で立っている鶴を凍鶴という。
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俳誌「引鶴」
創刊15年
鶴の俳句歳時記 清月俳句歳時記12月の動物俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月) 動物季題 [季題] 鶴(つる) [副題] 凍鶴(いてづる) 鶴は冬鳥で10月末ごろ北国から渡ってくる。首と脚が長くその姿が優美なため、古来長寿の霊鳥として尊ばれ、詩歌によく詠まれてきた。 鍋鶴・真鶴は秋、シベリアから飛来し、田や沼で冬を越す。丹頂は北海道東部で年間を通して棲息するが、ほかの鶴と同様、冬の季題として扱われる。 凍ったようにじっと動かず片足で立っている鶴を凍鶴という。 鶴の俳句 鶴鳴くや其声に芭蕉やれぬべし 松尾芭蕉 鶴来るの俳句 鶴来るの報に沸き立つ旅心 西崎佐知 鶴の俳句 不知火の海渡り来し鶴万羽 村上唯志 鶴渡るの俳句 鶴渡る遠流の島の夕景に 門田窓城 鶴渡るの俳句 迷はずに平和日本へ鶴渡る 土井木賊 鶴の俳句 湿原に子連れで遊ぶ夫婦鶴 和泉清一/鶴の俳句 遥か来て日本の鶴となりにけり 梅田澄子/鶴の俳句 鶴唳の淨なる天に木霊せり 西村舟津/鶴の俳句 丹頂鶴試翔見守る獣医かな 迫間喜美子/鶴の俳句 青空や鶴の一声天を裂く 綾井美/鶴の俳句 高架橋よぎり一群鶴来たる 佐藤美和子/鶴の俳句 鶴翔つや宵の太白輝きぬ 三浦光芳/鶴の俳句 鶴の舞ひ十五周年祝ぐ空に 山本ともえ/鶴の俳句 低空を燕のごとく鶴来る 山本青水/鶴の俳句 鶴来る歩む引鶴十五年 杉林義男/鶴の俳句 団欒の鶴の親子は湿原に 清水恵山/鶴の俳句 田の水を外す一と夜さ鶴来る 西岡甲子/鶴の俳句 鶴舞ふや三師のつなぎきし俳誌 保坂道子/鶴の俳句 鶴抜羽旅の名残に拾ひけり 野田ゆたか