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[季節] 仲冬(12月9・10日)   行事季題

[季題] 大根焚(だいこたき)

[副題] 鳴滝の大根焚(なるたきのだいこたき)
 
 
 12月9・10日は京都市鳴滝の了徳寺・俗に言う鳴滝御坊の行事である。

 親鸞上人が建長4年80歳の時この地で法を説いたところ土地の人は随喜して大根を煮て奉ったのが始まりという。

 現在でも上人の徳を偲びこの二日間大釜を庭前に据えて大根を炊き参詣者にふるまっている。

 この日本堂では法話があり夜更けまで念仏の声が絶えない。
大根焚の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の行事俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬(12月9・10日) 行事季題[季題] 大根焚(だいこたき)[副題] 鳴滝の大根焚(なるたきのだいこたき)12月9・10日は京都市鳴滝の了徳寺・俗に言う鳴滝御坊の行事である。親鸞上人が建長4年80歳の時この地で法を説いたところ土地の人は随喜して大根を煮て奉ったのが始まりという。現在でも上人の徳を偲びこの二日間大釜を庭前に据えて大根を炊き参詣者にふるまっている。この日本堂では法話があり夜更けまで念仏の声が絶えない。<例句>▼大根焚の俳句 大鍋の十基の湯気や大根焚 西村舟津▼大根焚の俳句 カラメルで書かれし梵字大根焚 迫間喜美子▼大根焚の俳句 人溢れみ寺狭しと大根焚 岸野幸子▼大根焚の俳句 門外も長き列なし大根焚 松葉律子/大根焚きの俳句 念仏の声絶え間なく大根焚 橋本幹夫