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[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題

[季題] 葛湯(くずゆ)

[副題] なし
 
 
 葛粉に砂糖と少量の水を入れてよく掻き混ぜながら熱湯を加えて作る半透明糊状の飲み物。

 体を温め胃腸にやさしく消化も良い。

 古くは葛粉に発汗・解毒作用があるといわれ風邪気味の時によく飲まれた。

 葛湯は風邪に効くという玉子酒が飲めない女性や子供に好まれた。
葛湯の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の生活俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題] 葛湯(くずゆ)[副題] なし。葛粉に砂糖と少量の水を入れてよく掻き混ぜながら熱湯を加えた半透明の糊状の飲み物。体を温め消化も良い。古くは葛粉に発汗・解毒作用があるといわれ風邪気味の時によく飲まれた。葛湯は風邪に効くという玉子酒が飲めない女性や子供に好まれた。<例句>▼葛湯の俳句 独り居の絆かな午後の葛湯かな 松山寿美▼葛湯の俳句 家事の間の葛湯一服至福かな 大場比奈子▼葛湯の俳句 萩焼の手応へ重し葛湯呑む 柏村陽子▼葛湯の俳句 人を待つ時間つぶしの葛湯かな 野田ゆたか/くず湯の俳句 目を細め口尖らせて葛湯かな 石崎そうびん