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[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題

[季題] 屏風(びやうぶ/びょうぶ)

[副題] 金屏風(きんびやうぶ/きんびょうぶ)
    金屏(きんびやう/きんびょう)

    銀屏風(ぎんびやうぶ/ぎんびょうぶ)
    銀屏(ぎんびやう/ぎんびょう)

    絵屏風(ゑびやうぶ/えびょうぶ
 
 
 二曲・四曲・六曲のものや二枚一組で一双をなすものもある。

 元来冬の隙間風を遮り寒さを防ぐ実用品であったことから俳句では冬の季題となる。

 その後の住居の変化・生活様式の変化などにより実用品というよりも装飾品として利用されるようになった。
 
屏風の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の生活俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題] 屏風(びやうぶ/びょうぶ)[副題] 金屏風(きんびやうぶ/きんびょうぶ) 金屏(きんびやう/きんびょう)銀屏風(ぎんびやうぶ/ぎんびょうぶ) 銀屏(ぎんびやう/ぎんびょう)絵屏風(ゑびやうぶ/えびょうぶ二曲・四曲・六曲のものや二枚一組で一双をなすものもある。古く中国から入ってきたもの。はじめは冬の隙間風を遮り寒さを防ぐ実用品であった。寝るときに枕元に立てることもあった。その後の住居の変化・生活様式の変化などにより実用品というよりも装飾品として利用されるようになった。金箔を貼ったものを金屏風・金屏といい銀箔を貼ったものを銀屏風・銀屏という。<例句>▼屏風の俳句 風神と雷神の威の屏風かな 舘野翔鶴▼屏風の俳句 落城のさまをつぶさに描く屏風 西ア佐知▼屏風の俳句 六曲の屏風の戯画の面白し 村上唯志/屏風の俳句 金屏風十五周年祝ぐ宴 佐藤美和子/屏風の俳句 座敷犬屏風の虎に睨まれる 木津二郎/