12-d-36
007.gif
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題

[季題] 焼芋(やきいも)

[副題] 焼藷(やきいも)  焼芋屋(やきいもや)
 
 
 甘藷を焼いたもので古くから庶民的な味で親しまれている。

 寒い夜など焼藷屋の声を聞くといかにも冬らしい。

 焼藷は栗に近い味ということで八里半、または栗より(九里四里)うまい十三里などという。

 焼藷屋の石焼や壺焼のほか自宅の炉や焚火で焼いたものもいい。
 
 
焼藷の俳句 haiku saijiki 清月俳句歳時記12月の時候俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたnoda yutakaは、平成22年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節]仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題]焼藷(やきいも)[副題]焼藷屋(やきいもや)甘藷を焼いたもので古くから庶民的な味で親しまれている。寒い夜など焼藷屋の声を聞くといかにも冬らしい。焼藷は栗に近い味ということで八里半、または栗より(九里四里)うまい十三里などという。焼藷屋の石焼や壺焼のほか自宅の炉や焚火で焼いたものもいい。▼石焼藷の俳句 石焼藷笛がそそれる交差点 西川寿賀子▼焼藷の俳句 焼藷を夫と半分道の駅 杉山春萌▼焼藷の俳句 焼芋の笛に誘はれ辻に出る 吉岡英子▼石焼藷の俳句 石焼藷包む男の国訛 田中由美子▼焼藷の俳句 焼芋や素手に転がす幾そ度 山本とも江▼焼藷の俳句 藷焼いて孫の帰りを待ちゐたり 橘川 重