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[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)天文季題

[季題] 浪の花(なみのはな)

[副題] 波の花(なみのはな)
 
 
 冬の越前海岸など岩場に砕けた浪の白い泡の塊の飛び去るさまをいう。

 この泡の塊が強い季節風をうけて飛び散るさまを花と見たてたもの。
 
 磯一帯に舞い飛ぶ浪の花は美しく壮観である。
浪の花の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)天文季題[季題] 浪の花(なみのはな)[副題] 波の花(なみのはな)冬の越前海岸など岩場に砕けた浪の白い泡の塊の飛び去るさまをいう。この泡の塊が強い季節風をうけて飛び散るさまを花と見たてたもの。磯一対に舞い飛ぶ浪の花は美しく壮観である。/浪の花の俳句 荒磯や岩に貌あリ浪の花 木原月吼/浪の花の俳句 風紡ぎ流して荒磯浪の花 門田窓城/浪の花の俳句 波の花テトラポットを包み舞ふ 橋本幹夫