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[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)時候季題

[季題] 冬の夜(ふゆのよ・ふゆのよる)

[副題] 夜半の冬(よはのふゆ/よわのふゆ)

    寒夜(かんや)
 
 
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 電気がなかった芭蕉の時代の冬の夜は重く暗かった。
 
 今は住居建造物の暖房や防寒衣類も調い生活は明るく暖かくなっている。
 
 しかし厳しい自然には変わりがなく寒気が厳しく物寂しいだけに外から帰って灯火を囲む団欒のひと時に心身が温まる思いがする。
 
 「夜半の冬」は冬の夜更けをさし「寒夜」は寒さのひときわ厳しい日の冬の夜をさす。
冬の夜の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の時候俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)時候季題[季題]冬の夜(ふゆのよ・ふゆのよる)[副題]夜半の冬(よはのふゆ/よわのふゆ)寒夜(かんや)電気がなかった芭蕉の時代の冬の夜は重く暗かった。今は暖房や衣類も調い生活は明るく暖かくなっている。今は住居建造物のの暖房や防寒衣類も調い生活は明るく暖かくなっている。しかし厳しい自然には変わりがなく寒気が厳しく物寂しいだけに外から帰って灯火を囲む団欒のひと時に心身が温まる思いがする。「夜半の冬」は冬の夜更けをさし「寒夜」は寒さのひときわ厳しい日の冬の夜をさす。冬の夜の俳句 大匙でシチューを啜る冬の夜 橋本幹夫。冬の夜の俳句 一人居の待つ人もなき冬の夜 後藤允孝。冬の夜の俳句 冬の夜やあの世の父と話したき 志村小雪。冬の夜の俳句 冬の夜のカラオケ演歌幾戻り 野田ゆたか。