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[季節] 初冬(11月)        植物季題

[季題] 八手の花(やつでのはな)

[副題] 花八手(はなやつで)
 
 
 常緑低木で初冬に咲く庭木の花として代表的な花である。
 
 暖地の海岸近くの山林に自生するが多くは観賞用に植えられる。
 
 7〜9裂した天狗の団扇といわれる葉が特徴。
 
 初冬のころ60センチくらいの真っ直な花茎の頂に白色の直径約5ミリくらいの白い花が固まって咲き多数の毬状をなす。
 
 地味で美しいとはいえないが花が咲くと八手が優しくなったように見える。
 
 
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季節の花300より
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八手の花の俳句 清月俳句歳時記 俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の作家の俳句から抽出しています。八手の花の俳句 清月俳句歳時記植物俳句11月の俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初冬(11月) 植物季題 [季題] 八手の花(やつでのはな) [副題] なし。 常緑低木で初冬に咲く庭木の花として代表的な花てある。暖地の海岸近くの山林に自生するが、多くは観賞用に植えられる。 7〜9裂した、天狗の団扇といわれる葉が特徴。初冬のころ、60センチくらいの真っ直な花茎の頂に、白色の直径約5ミリの白い花が固まって咲き、多数の毬状をなす。 地味で美しいとはいえないが、花が咲くと八手が優しくなったように見える。 花八手の俳句 来る虫をどれも拒まず花八つ手 西ア佐知 花八手の俳句 花八手白々とある東司かな 松山寿美 花八手の俳句 機町に紡ぐ生活や花八手 吉野濃菊 八手の花の俳句 花八ツ手山堅丸と言ふ曲輸 西村舟津 花八手の俳句 花八手時々薄日差せる道 池末あけみ 花八手の俳句 三代を続く医院や花八手 土屋勝 八手の花の俳句 くれなづむ庭に八手の花明り 水野良子 花八手の俳句 玄関の暗きに灯り花八手 古川春美 花八手の俳句 簡にして優しき寺門花八手 松阪久芙子 花八手の俳句 昼を灯すこけし工房花八手 南部静季 花八手の俳句 宿坊の庭の一隅花八手 東 嘉子 花八手の俳句 巫女の振る神楽鈴めく花八手 北川紀美子 花八手の俳句 二の丸の一隅占める花八手 奥田不二子 花八手の俳句 網代垣伝ひにゆけば花八手 鈴木かね 花八手の俳句 表立つ事を憚りり花八手 掘口まゆみ 花八手の俳句 たくましく咲くも目立たぬ花八手 山中明石 花八手の俳句 秀吉の駆けし山とぞ花八手 山田行恵 花八手の俳句 廃れたる神の釣瓶井花八手 市原遊亀 八手の花の俳句 脈診の医師の手ぬくし花八手 野田ゆたか