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[季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月)生活季題

[季題] 鷹狩(たかがり)

[副題] 放鷹(はうよう/ほうよう)  鷹野(たかの)
 
    鷹匠(たかじやう/たかじょう)
 
 
 飼い慣らした鷹を放って飛鳥を捕える狩をいう。
 
 「鷹野」「放鷹」ともいう。
 
 鷹狩の歴史は古く春・秋にも行うが俳句で単に「鷹狩」といえば冬のものをさす。
 
 これを「大鷹狩」ともいう。
 
 勢子を使って獲物を飛び出させ鷹を放つと鷹は一直線に獲物に向かい捕える。
 
 仁徳天皇の時に朝鮮半島より伝わったという。
 
 江戸時代に武家の間で行われ幕府は江戸近郊に鷹場を設けた。
 
 寒の入に三河島・小松川・品川の鶴の飼付場で行った鷹狩で得た鶴は朝廷に献上する習わしで「鶴の御成」といった。
 
 明治以後は銃猟が行われる
ようになり鷹狩はすたれた。
鷹狩の俳句 清月俳句歳時記生活俳句11月の俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月) 生活季題 [季題] 鷹狩(たかがり) [副題] 放鷹(はうよう/ほうよう) 鷹野(たかの) 鷹匠(たかじやう/たかじょう) 飼い慣らした鷹を放って飛鳥を捕らえる狩をいう。「鷹野」「放鷹」ともいう。 鷹狩の歴史は古く、春・秋にも行うが、俳句で単に「鷹狩」といえば冬のものをさす。これを「大鷹狩」ともいいます。 勢子を使って獲物を飛び出させ、鷹を放つと、鷹は一直線に獲物に向かい、捕らえる。 仁徳天皇の時に朝鮮半島より伝わったという。江戸時代に武家の間で盛んになり、幕府は江戸近郊に鷹場を設けた。 寒の入りに三河島・小松川・品川の鶴の飼付場で行った鷹狩で得た鶴は朝廷に献上する習わしで、「鶴の御成」といった。 明治以後は銃猟が行われ用になり鷹狩はすたれた。 鷹狩の俳句 腕にのり鷹神妙に構へをり 西村舟津 鷹狩の俳句 放鷹の昔を残す京の城 土井木賊 鷹狩の俳句 鷹狩の鷹とし飼れ城の庭 宇都宮美智子 鷹匠の俳句 受けて立つ俄か雛匠鷹放つ 門田窓城 鷹匠の俳句 鷹匠に応へぬ鷹や樹の上に 松葉律子 鷹匠の俳句 七人の鷹匠と鷹勢揃ひ 小林圭子 放鷹の俳句 放鷹の空澄みわたる二条城 野田ゆたか