11-b-05
[季節] 初冬（１１月） 天文季題
[季題] 初霜（はつしも）
[副題] なし。
その冬初めて降りた霜。
好天の日の夜の放射冷気により地表の温度が下がると霜が降りる。
地域や場所によって遅速があり南国より北国・沿岸部より内陸部・都市部より郊外の方が早い。
初霜の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 初冬（１１月）天文季題[季題] 初霜（はつしも）[副題] なし。その冬初めて降りた霜。好天の日の夜の放射冷気により地表の温度が下がると霜が降りる。地域や場所によって遅速があり南国より北国・沿岸部より内陸部・都市部より郊外の方が早い。／初霜の俳句 初霜の庭を隔てて南北朝 西崎佐知／初霜の俳句 初霜に日出づ刻々ありにけり 門田窓城／初霜の俳句 初霜を踏み勤行の僧の列 西川寿賀子／初霜の俳句 初霜や晨鶏杜に高鳴きす 高橋泉也／初霜の俳句 初霜や寄り添ふ辻の道祖神 山本とも江／初霜の俳句 初霜やしまひ忘れし竹箒 辻多津子／初霜の俳句 初霜や凛たる今朝の空気かな 水野良子／初霜の俳句 初霜や菜畑眩しく日を返す 岩井純子／初霜の俳句 初霜の朝日に滲む光りかな 橋本幸子／初霜の俳句 初霜や棚田を階に輝きて 原口澄子／初霜の俳句 初霜や畑の野菜を輝かす 古堂周子／初霜の俳句 初霜や草白々と輝きぬ 松村和子／初霜の俳句 初霜や鼻赤くして靴の跡 杉林義男／初霜の俳句 初霜や農夫の予感まぎれなく 青木菅子／初霜の俳句 初霜の千々に踏まれし登校路 大崎 優／初霜の俳句 日当りて初霜光るものとなり 大畠宮子／初霜の俳句 初霜に苔の浮き立つ青さかな 田村公平／初霜の俳句 初霜や両手に包む茄卵 保坂道子／初霜の俳句 初霜の気配流るる星明り 野田ゆたか