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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題
 
[季題] 蜻蛉(とんぼ)
 
[副題] 赤蜻蛉(あかとんぼ) あきつ 
    やんま        とんぼう
 
    秋茜(あきあかね)
    精霊蜻蛉(しやうりやうとんぼ/しょうりょうとんぼ)
 

   副題『赤蜻蛉』の例句へ 副題『あきつ』の例句へ
 
 

 澄みわたった空に流れるように群れをなして飛ぶ「赤蜻蛉」や「精霊蜻蛉」の姿には秋の季節感が濃い。
 
 その他に空をきって飛ぶ大きな「やんま」透き通った翅を広げたまま棒の先に留まって大きな目玉をくるくると動かしている「塩辛蜻蛉」など種類は極めて多い。
 
 蜻蛉は成虫・幼虫ともに肉食で他の昆虫を捕食する。
 
 ※蜻蛉生る←仲夏(6月)
 ※糸蜻蛉・川蜻蛉←仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)
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蜻蛉の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題[季題] 蜻蛉(とんぼ)[副題] 赤蜻蛉(あかとんぼ)あきつ/やんま/とんぼう/精霊蜻蛉(しやうりやうとんぼ/しょうりょうとんぼ)▼副題『赤蜻蛉』の例句ページへ リンク▼副題『あきつ』の例句ページへ リンク▼副題『やんま』の例句ページへ リンク▼副題『秋茜』の例句ページへ リンク澄みわたった空に流れるように群れをなして飛ぶ「赤蜻蛉」や「精霊蜻蛉」の姿には秋の季節感が濃い。その他に空をきって飛ぶ大きな「やんま」透き通った翅を広げたまま棒の先に留まって大きな目玉をくるくると動かしている「塩辛蜻蛉」など種類は極めて多い。蜻蛉は成虫・幼虫ともに肉食で他の昆虫を捕食する。※蜻蛉生る←仲夏(6月)※糸蜻蛉・川蜻蛉←仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)<例句>/とんぼの俳句 蜻蛉やとりつきかねし草の上 芭蕉/とんぼの俳句 とんぼうの翅音なかりし山日和 西崎佐知/とんぼの俳句 我が背丈掠め蜻蛉の空低し 西村舟津/とんぼの俳句 迷ひ入る蜻蛉に授業中断す 姉歯義ひろ/とんぼの俳句 蜻蛉にアルプス平の広さかな 東 嘉子/とんぼの俳句 蜻蛉の低く群れとぶ遺跡かな 迫間喜美子/とんぼの俳句 お白州の跡とや塩辛とんぼ飛ぶ 貫野 浩/とんぼの俳句 渓に沿ふ祠に休む蜻蛉かな 正木和子/とんぼの俳句 蜻蛉つり所作を交へて子に話す 松宮育子/とんぼの俳句 群とんぼ網八双に待構へ  布野 寿/とんぼの俳句 さやうなら蜻蛉逃がしてバスに乗る 林 雄次郎/とんぼの俳句 とんぼ追ふ畷の子等の影長し 池下よし子ニタ駅を蜻蛉乗りゆく一輌車 阿部陽子/とんぼの俳句 乱礁の風に乗りたる蜻蛉かな 橋本幸子/とんぼの俳句 蜻蛉の群れとぶ湖となりにけり 高橋泉也/とんぼの俳句 指先に蜻蛉止まるを待つ児かな 佐藤花枝/とんぼの俳句 開聞岳指呼の灯台群とんぼ 上野和子/とんぼの俳句 日もすがら己が影追ふ蜻蛉かな 森田公二/とんぼの俳句 防災の避難訓練とんぼ群る 土屋勝/とんぼの俳句 蜻蛉の再び戻る池の石 堀尾早苗/とんぼの俳句 止らむと葉揺れ窺ふ初蜻蛉  有馬たく/とんぼの俳句 賑わいの戻る校庭蜻蛉翔ぶ 加藤哲夫/とんぼの俳句 行き止まりなく飛び回る夕蜻蛉 笠井美和子/とんぼの俳句 蜻蛉の光り返して去りゆきぬ 久保田昌子/とんぼの俳句 蜻蛉の出迎へ飛べる駅に下車 高橋十五/とんぼの俳句 枝の先逃げし蜻蛉のまた止まる 今関晴雄/とんぼの俳句 水遣りの不意に精霊とんぼ来る 山本青水/とんぼの俳句 高く低く蜻蛉の空に道ありや 杉橋てつ/とんぼの俳句 蜻蛉の飛びかふ野辺となりにけり  北井古石/とんぼの俳句 術後の眼検診良しやタとんぼ 藤森キヨ子/とんぼの俳句 草野球塁に蜻蛉を止まらせし 野田ゆたか