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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月) 生活季題

[季題] 秋の灯(あきのひ)

[副題] 秋灯(しうとう/しゅうとう・しうちやう/しゅうちょう
       あきともし)
    秋灯下(しうとうか/しゅうとうか)
    灯火親し(とうくわしたし/とうかしたし)
 
 
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    副題『灯火親し』の例句へ
 
 
 「灯火親しむべし」といわれる秋の夜の灯火である。

 春の灯の明るく艶な感じに対して秋の灯はなつかしく落ち着いた感じである。

 日暮にともり始めた家々の灯は、家路を急ぐ気持ちを誘う。

 秋の夜長をあかあかと照らす灯は人を思索へと誘い静けさを感じさせる。
秋の灯の俳句 秋の灯の俳句,秋灯の俳句,秋灯下,灯火親し,俳句歳時記,清月俳句歳時記生活俳句9月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギスに投句により指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)生活季題[季題] 秋の灯(あきのひ)[副題] 秋灯(しうとう/しゅうとう) 秋灯下(しうとうか/しゅうとうか) 灯火親し(とうくわしたし/とうかしたし)▼副題『秋灯』の例句ページへ リンク▼副題『秋灯下』の例句ページへ リンク▼副題『灯火親し』の例句ページへ リンク 「灯火親しむべし」といわれる秋の夜の灯火である。春の灯の明るく艶な感じに対して、秋の灯はなつかしく落ち着いた感じである。 日暮にともり始めた家々の灯は、家路を急ぐ気持ちを誘う。秋の夜長をあかあかと照らす灯は人を思索へと誘い、静けさを感じさせる。▼秋の灯の俳句 秋の燈のぽつりぽつりの峡の里 岩間れい子▼秋の灯の俳句 寝しづまる在所の秋の灯の暗く 川島踊子▼秋の燭の俳句 香燥る九体の弥陀に秋の燭 吉野濃菊▼秋の燈の俳句 秋の燈や編み休めたる針運ぶ 松宮育子▼秋の燈の俳句 秋の燈に一途にものを思ひけり 東嘉子▼秋の灯の俳句 秋の灯を眼下に函館時流る  北井古石▼秋の灯の俳句 秋の灯の眼差し深き伎芸天 野田ゆたか