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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)天文季題
 
[季題] (つき)
 
[副題]
 月白(つきしろ) 月の出(つきので) 月仰ぐ(つきあおぐ)
 月明(げつめい) 月明り(つきあかり)月影(つきかげ)
 月夜(つきよ)  遅月(おそづき)  夜々の月(よよのつき)
 
 
 

 月は四季それぞれの趣がありいわゆる「雪月花」の一つで古来大いに詩歌に詠まれ日本の自然美を代表するものの一つである。
 
 中でも秋の月は大気が澄み月の清けさも一入で俳句で単に「月」と詠めば秋の季題となる。

 月白は月が出ようとして東の空がほの明るくなること。
 
  ※ 初月・二日月・三日月・夕月夜・待宵・名月・良夜・雨月
   ・無月・十六夜・居待月・臥待月・更待月・二十三夜は別題
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月の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)天文季題[季題] 月(つき)[副題] 月白(つきしろ)月の出(つきので)月仰ぐ(つきあおぐ) 月明り(つきあかり)月明(げつめい)月影(つきかげ)夜々の月(よよのつき)月夜(つきよ)遅月(おそづき)▼副題『月白』の例句ページへ リンク▼副題『月の出』の例句ページへ リンク▼副題『月仰ぐ』の例句ページへ リンク▼副題『月明り』の例句ページへ リンク ▼副題『月影』の例句ページへ リンク▼副題『夜々の月』の例句ページへ リンク▼副題『月夜』の例句ページへ リンク 月は四季それぞれの趣がありいわゆる「雪月花」の一つで古来大いに詩歌に詠まれ日本の自然美を代表するものの一つである。 中でも秋の月は大気が澄み月の清けさも一入で俳句で単に「月」と詠めば秋の季題となる。 月白は月が出ようとして東の空がほの明るくなること。  ※ 初月・二日月・三日月・夕月夜・待宵・名月・良夜・雨月・無月・十六夜・居待月・臥待月・更待月・二十三夜は別題<例句>/月の俳句 鎖あけて月さし入よ浮み堂 松尾芭蕉/月の俳句 渡船乗りつぎ潮騒の月に泊つ 村上唯志/月の俳句 月映し世の灯をうつし池平ら 西崎佐知/月の俳句 反橋に月の住吉踊かな 山口正秋/月の俳句 端麗の近江富士おく月の湖 門田窓城/月の俳句 寝ぬ窓に嵌めたる如く月円か 西村舟津/月の俳句 篝火と紙燭に月の能舞台 西川寿賀子/月の俳句 大正琴古賀メロディーを月に弾く 岡村紀洋/月の俳句 月に棹差し十間の渡し舟 稲福昌一/月の俳句 一刷の雲をも月の景として 森本恭生/月の俳句 玉石の五彩浮き立っ月の浜 横田寿賀子/月の俳句 大琵琶の一景月の湖北かな 橋本正勝/月の俳句 山越えの月を戴き能舞台  石崎そうびん/月の俳句 展望台目線に月を愛でにけり 長嶺 勇/月の俳句 海浜のベンチに月の一人占 山田和江/月の俳句 心経をとなへて月の徒遍路 市原遊亀/月の俳句 月の窓ムーンライトの曲流れ 戸本文雄/月の俳句 月に打つ和太鼓ひびく桂浜 川口善美/月の俳句 しんしんと名残の月や旅果つる 山縣伸義/月の俳句 身を隠すすべなき月の露天風呂 塚本 操/月の俳句 月高き碓氷峠を越えにけり 辻多津子/月の俳句 月走る嵐の前の雲の間に 清水恵山/月の俳句 雲走る月動かざる大けやき 岩間れい子/月の俳句 大いなる帝陵に月遍ねかり 吉野濃菊/月の俳句 反り橋の月に息呑む神の庭 及川輝子/月の俳句 遠回り月がとつても青いから 橋本典子/月の俳句 いつもおく松山城の月を窓 栗林清揺/月の俳句 かはたれの月をつれもてウォーキング 高橋泉也/月の俳句 法の池天心の月浮べをり 三浦光芳/月の俳句 月を背に終電車より家路急く 山根佐与子/月の俳句 月餅に故国の月を偲びけり 山本とも江/月の俳句 一舟の擢に砕ける月の影 小林圭子/月の俳句 月やさし女人高野と呼ばる寺 松阪久美子/月の俳句 周航の水尾に砕けし月の影 水野良子