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[季節] 初秋(旧暦7月7日)      行事季題

[季題] 七夕(たなばた)

[副題] 七夕紙(たなばたがみ) 七夕竹(たなばただけ)
    願の糸(ねがひのいと/ねがいのいと)     など
 
 
 
 
 天の川の両岸にある牽牛星と織女星とが年に一度会うという7月7日(旧暦)の星を祭る行事。
 
 中国伝来の乞巧奠の風習と日本の神を待つ「たなばたつめ」の信仰とが習合したものであろう。
 
 奈良時代から行われ江戸時代には民間にも広がった。
 
 庭前に供物をし葉竹を立て五色の短冊に歌や字を書いて飾りつけ書道や裁縫の上達を祈る。
 
 幼稚園・小学校では夏休前の7月7日に行うが俳句では伝統的に初秋行事として旧暦7月7日又は月遅れの8月7日に行う七夕が詠まれます。
 
※七夕の俳句は、伝統的に初秋行事として月遅れ又は旧暦の七夕が詠まれます。

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七夕の俳句 清月俳句歳時記俳句・行事の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、日本伝統俳句協会会員でホトトギス及び未央でご指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初秋(8月7日) 行事季題 [季題] 七夕(たなばた) [副題] 七夕祭(たなばたまつり) 七夕竹(たなばただけ) 願の糸(ねがひのいと/ねがいのいと) 七夕流し(たなばたながし) 五節句の一つ。天の川の両岸にある牽牛星と織女星とが年に一度相会するという、7月7日(旧暦)の夜の星を祭る行事。 中国伝来の乞巧奠の風習と日本の神を待つ「たなばたつめ」の信仰とが習合したものであろう。奈良時代から行われ、江戸時代には民間にも広がった。 庭前に供物をし、葉竹を立て、五色の短冊に歌や字を書いて飾りつけ、書道や裁縫の上達を祈る。 幼稚園・小学校では夏休前の7月7日に行うが、俳句では伝統的に初秋行事として月遅れの8月7日に行う七夕を詠まれている。▼副題『七夕紙』の例句へ▼副題『七夕竹』の例句へ▼副題『願の糸』の例句へ<例句>七夕の俳句 七夕のあはぬこころや雨中天 松尾芭蕉/七月七日の俳句 七月の七日の句座の趣向かな 西崎佐知/七夕の俳句 七夕や恋の句を詠む娼どち 横田寿賀子/七夕の俳句 七夕の願ひに笹の撓みけり 長嶺 勇/七夕の俳句 七タや硯の海の夕茜 三浦光芳/七夕の俳句 七夕の願ひの文のあどけなき 西村舟津/七夕の俳句 七夕や金紙銀紙も笹に揺れ 伊藤知子/七夕の俳句 七夕や恋星二つ輝ける 橋本照子/七夕の俳句 七タの宇宙の幸を祈りけり 栗林清謡/七夕の俳句 七タの願ひ一つを短冊に 古川春美/七夕の俳句 七タや縒りし紙縒の凛として 高橋泉也/七夕の俳句 七夕の願いを結ぶ紙縒よる 津田喜美/七夕の俳句 七夕や宇宙飛行士めざす児ら 山口美琴/七夕の俳句 七夕を飾り優しさとり戻す 松山寿美/七夕の俳句 健康を願ひ七夕千羽鶴 清水恵山/七夕の俳句 七夕や渡しの舟は雨に濡れ 川崎孝二/七夕の俳句 七夕や平和の二文字書き記す 瀬尾睦夫/七夕の俳句 七タの近づく夜の澄む気配 野田ゆたか