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[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月) 時候季題
 
[季題] (あき)
 
[副題] 三秋(さんしう/さんしゅう)
    九秋(きうしう/きゅうしゅう)
 
    ホ句の秋(ほくのあき)  島の秋(しまのあき)
    野路の秋(のじのあき)  窓の秋(まどのあき)
 
    秋の宿(あきのやど)   人の秋(ひとのあき)
    秋澄む(あきすむ)   
 
    秋気澄む(しうきすむ/しゅうきすむ)
    秋の気配(あきのけはい) 秋意(しうい/しゅうい)   
 
    里の秋(さとのあき)   寺の秋(てらのあき)
    風は秋(かぜはあき)   古都の秋(ことのあき)

   副題『ホ句の秋』の例句へ 副題『島の秋』の例句へ
 

 立秋から立冬の前日までの3か月間をいう。
 
 残暑の中にも秋風の感じられるころからやがて天高く月よし・草花よし・虫よし・そして晩秋の紅葉に至るまで秋は清朗な一面もの寂しい季節です。
 
 穀物の収穫の季節で稔りの季節でもある。
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秋の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 August haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月) 時候季題[季題] 秋(あき)[副題] 三秋(さんしう/さんしゅう)九秋(きうしう/きゅうしゅう)秋澄む(あきすむ)▼副題『ホ句の秋』の例句へ▼副題『島の秋』の例句へ▼副題『野路の秋』の例句へ▼副題『窓の秋』の例句へ▼副題『秋の宿』の例句へ▼副題『人の秋』の例句へ▼副題『秋澄む』の例句へ▼副題『秋気澄む』の例句へ▼副題『秋気配』の例句へ▼副題『秋意』の例句へ▼副題『秋の色』の例句へ▼副題『里の秋』の例句へ▼副題『寺の秋』の例句へ▼副題『風は秋』の例句へ▼副題『古都の秋』の例句へ立秋から立冬の前日までの3か月間をいう。残暑の中にも秋風の感じられるころからやがて天高く月よし・草花よし・虫よし・そして晩秋の紅葉に至るまで秋は清朗な一面もの寂しい季節です。穀物の収穫の季節で稔りの季節でもある。/木曽の秋の俳句 おくられつおくりつはては木曾の秋 松尾芭蕉/昨夜の雨の俳句 昨夜の雨いつきに秋を引きよせて 松山寿美/秋ととのうの俳句 ひたと秋ととのふ笹の葉ずれかな 西崎佐知/秋の気配俳句 画仙紙の真白に秋の気配はや 岡崎桜雲/秋の俳句 プラタナス並木のさやぎ秋のもの 西川寿賀子/秋の俳句 よく晴れて何なすべきや秋一日 伊藤知子/秋の俳句 手捻りの器に秋のおもてなし 池下よし子/秋岬の俳句 白波の十重二十重寄す秋岬 吉井竹志/秋の俳句 喪ごもりのはや半年となりて秋 岡村紀洋/秋の俳句 十勝野やピートトラック走る秋 三浦光芳/秋の俳句 庭師来て我が家の庭の秋広げ 辻多津子/御所の秋の俳句 玉砂利の風韻松の御所の秋 西村舟津/秋の俳句 小さき秋みつけり風のそよぎにも 宇都宮美智子/秋の俳句 娘と共に歩みし俳誌閉つる秋 大場比奈子/秋の俳句 白鳳の仏と共に秋しばし 飯岡良一/秋の俳句 秋静か芭蕉の旅のむすびの地 森戸しうじ/秋の俳句 朝窓を開ければ秋の気配して 森永隆子/秋の俳句 案じごと無事に納まり秋一日 水田はる江/秋の俳句 手づくりの味噌の匂ひの蔵の秋 湯沢正枝/秋の俳句 雨戸開け秋の気柔く頬包む 清水恵山/秋の俳句 巡り来る季節の神秘秋は尚 岩本幸子/秋の俳句 さう言へばまう秋ですね典子の忌 橋本幹夫/秋の俳句 山の池誰も知らない秋がある 高原洋子/秋の俳句 秋の丘外人墓地の静もりて 今関晴雄/秋の俳句 リハビリの人のつぶやき雲は秋 森島緋紗江/秋の俳句 さはりては撫でて寝釈迦に祈る秋 水野恵以/秋の音の俳句 一杓の水水琴窟の秋の音 水野良子/秋の俳句 熟睡の闇より覚めし秋の朝 川崎孝二/秋の朝の俳句 小さき秋大和に古りし佛径 大畠宮子/高の航の秋の俳句 松島のかもめと巡る秋の航 長嶺 勇/秋の俳句 吹き上げし著るき潮の香岬の秋 布野 壽/老いの秋の俳句 句を学び書に誘はるる老の秋 柏村陽子/秋の俳句 メタセコイア異郷の秋を彩りて 鈴木かね/秋兆すの俳句 堂塔の上ゆく雲の秋兆す 西岡洋子/秋/秋の俳句 の俳句 秋の旅詩集一冊友として 八島厚子/秋の俳句 パソコンを六十路の秋の手習ひに 布野 壽なやむ事多くなりけり老の秋 水野惠以/風見鶏の俳句 風見鶏ひらりと向きを変へて秋 野田ゆたか/