01-b-01b
[季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)天文季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「寒月」の副題『寒の月』の例句のページです。
寒の月の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。編纂者 野田ゆたか noda yutaka。[季節] 晩冬(1月)天文季題このページは例句のみを掲出しています。「寒月」の副題『寒の月』の例句のページです。▼▼季題の『寒月』のページへ▼▼▼副題『寒満月』の例句へ▼副題『寒月光』の例句へ。寒の月の俳句 臨終の間にあはざりし寒の月 舘野翔鶴。寒の月の俳句 萬象の閑けさにあり寒の月 門田窓城。寒の月の俳句 松が枝に突き刺すような寒の月 湯澤正枝。寒の月の俳句 話し合ひ実らずに果て寒の月 山中明石。寒の月の俳句 門扉まで送りて出れば寒の月 清水恵山。寒の月の俳句 明けきらぬ空煌煌と寒の月 保坂道子。寒の月の俳句 五感まで研ぎ澄まされて寒の月 木村宏一。寒の月の俳句 行軍の踵影踏む寒の月 橋本幹夫。寒の月の俳句 校庭を横切る帰路や寒の月 堀尾早苗。寒の月の俳句 空深し星の清らに寒の月 阿部和雄。寒の月の俳句 湖に峙つ比良に寒の月 橋本正勝。寒の月の俳句 千鳥足添いて歩みし寒の月 佐藤茂子。寒の月の俳句 ビル肩に任几れゐるかに寒の月 山本文栄。寒の月の俳句 光暈の紅色帯びて寒の月 松宮育子。寒の月の俳句 雲切れて凛と中天寒の月 正木和子。寒の月の俳句 天心の光あまねし寒の月 池下よし子。寒の月の俳句 寒の月吾が影落とすアスファルト 渡辺伝三。寒の月の俳句 戦友の通夜の戻リや寒の月 藤永敬天子。寒の月の俳句 高々と虚空拡げて寒の月 野田ゆたか。