01-a-01b
[季節] 晩冬を主に三冬（１月を主に１１月から１月）時候季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「凍る」の副題『凍てる』の例句のページです。
【凍てる】冷たく凍り付いたように動かない事象・冷たく凍り
付いたように動かないように見ゆる物を言う。
凍てるの俳句 清月俳句歳時記 俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成２４年１月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の作家の俳句から抽出しています。／凍てるの俳句 石窟に犇めき諸仏凍てて居り 舘野翔鶴／凍てるの俳句 凍て切りて零れさうなる峡の星 西崎佐知／凍てるの俳句 銃眼は語らず古城凍て厳し 松山寿美／凍てるの俳句 煌めきて凍てぬ八十八星座 門田窓城／凍てるの俳句 凍てし水飲む神鹿の道すがら 西村舟津／凍てるの俳句 教習車の子の立ち向ふ凍道路 秋山英身／凍てるの俳句 御手洗の柄杓凍て付く社かな 堀尾早苗／凍てるの俳句 村凍てゝ月は高みに逃げにけり 堀口まゆみ／凍てるの俳句 凍てて融け溶けては凍てる溜り水 駒田暉風／凍てるの俳句 凍てし壁伝ひ戒壇巡り終へ 水野惠以／凍てるの俳句 城垣の石凍てて居り風も又 宇都宮美智子／凍てるの俳句 湯けむりの中の凍てなき岩襖 西岡甲子／凍てるの俳句 凍てる夜に即興続くジャズクラブ 田村公平／凍てるの俳句 凍てを裂き神鶏杜に高啼きす 高橋泉也／凍てるの俳句 灯を消せば狭庭の闇の凍て早し 野田ゆたか／冷たく凍り付いたように動かない事象・冷たく凍り付いたように動かないように見ゆる物を言う