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令和 四年十二
12/2022
年の夜
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野田清月の2022年・令和4年12月の月例俳句のページです。野田清月(本名 野田ゆたか)は、有季定形・旧仮名遣い俳句を詠んでいます。
〈今月の詠句〉
北風の俳句 結界の老幹北風の鳴くばかり 野田清月
虎落笛の俳句 漆黒の闇の賑はひ虎落笛 野田清月
霜の声の俳句 下車すれば音なき闇に霜の声 野田清月
寒々の俳句 寒々と井戸覆はれし珍皇寺 野田清月
枯菊の俳句 その命根つこに潜め菊枯るる 野田清月
年の夜の俳句 コロナ禍の終始が合はず年の夜 野田清月
鮪の俳句 糶られゆく大間鮪の高値かな 野田清月
詠者 野田清月清月(清月庵)の所在地は、大阪府枚方市です。