平成二四年十二月

12/2012

ルミナリエ

２０１２年・平成２４年１２月の野田ゆたか詠句　ルミナリエの俳句など７句。
　野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
▼師走の俳句　ルミナリエてふ華やぎも師走かな　野田ゆたか詠▼冬の月の俳句　隣室の気配の去りて冬の月　野田ゆたか詠▼枯蓮の俳句　清きものいつしか褪せて蓮枯るる　野田ゆたか詠
▼炭の俳句　焼鳥の炉にこだはりの炭火かな　野田ゆたか詠▼息白しの俳句　フォワードの攻むる掛声息白し　野田ゆたか詠▼雪の俳句　聖樹には星の上にも雪積る　野田ゆたか詠
▼数え日の俳句　よく吠えて犬に数へ日あるやうな　野田ゆたか詠