八

一二
1996/12
暮早し
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12月の俳句。水鳥の俳句 水鳥の楚々として翔びたつ忌日。年用意の俳句 戎社に始まつている年用意。枇杷の花の俳句 お日様はやさしと思ふ枇杷の花。河豚の俳句 旅の妻ふくを食べたと伝へ来る。短日の俳句 急き仕事続けて受けて暮早し。冬木立の俳句 冬木立縫ひ来し風の色白し。凍の俳句 底冷や心が凍ててしまひさう。清月庵主 野田ゆたか。