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[季節] 晩秋(10月)        植物季題
 
[季題] 珊瑚草(さんごさう/さんごそう)
 
[副題] 厚岸草(あつけしさう/あつけしそう)
 

 潮が満ちると海水を被る砂地や海岸に群生する。
 
 茎は濃緑色で高さ10〜35cm円柱形で節を形成し節から枝が対生する。
 
 秋になると茎および枝の濃緑色は紅紫色へ変化する姿から珊瑚草の名がある。
 
 この植物は北海道東部の厚岸町厚岸湖の島で発見されたことから厚岸草の名もある。
珊瑚草の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。清月庵 大阪府枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 珊瑚草(さんごさう/さんごそう)[副題] 厚岸草(あつけしさう/あつけしそう)潮が満ちると海水を被る砂地や海岸に群生する。茎は濃緑色で高さ10〜35cm円柱形で節を形成し節から枝が対生する。秋になると茎および枝の濃緑色は紅紫色へ変化する姿から珊瑚草の名がある。この植物は北海道東部の厚岸町厚岸湖の島で発見されたことから厚岸草の名もある。<例句>/珊瑚草の俳句 赤さえて仏壇華やぐ珊瑚草 田村公平/珊瑚草の俳句 能取湖の赤いじゅうたん珊瑚草 和泉清一/珊瑚草の俳句 内海は雨に煙れり珊瑚草 野田ゆたか