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[季節] 晩秋(10月)       植物季題
 
[季題] 薮虱(やぶじらみ)
 
[副題] 草虱(くさじらみ)
 

 山野・道ばたなど至る所に自生する人参に似た葉をした雑草の実。
 
 実は麦粒大で人の衣服や犬などの動物にもよく着くことから虱の名がある。
藪虱の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。編纂者 野田ゆたかは清月庵主[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 薮虱(やぶじらみ)[副題] 草虱(くさじらみ)山野・道ばたなど至る所に自生する人参に似た葉をした雑草の実。実は麦粒大で人の衣服や犬などの動物にもよく着くことから虱の名がある。<例句>藪虱の俳句 草虱いっぱい連れて子の帰る 田中由美子/草虱の俳句 草じらみ付かぬ道なし故郷は 長田穂峰/草虱の俳句 草じらみ島より出でんと飛びつけり 渡邉春生/草虱の俳句 近道を抜けてこられし草虱 野田ゆたか