10-g-63
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[季節] 晩秋(10月)       植物季題
 
[季題] 橡の実(とちのみ)
 
[副題] なし
 

 落葉高木で果実はほぼ球形。
 
 熟して黄褐色になった厚い皮が三裂し光沢のある赤褐色のほぼ球形の大きな種子が出る。
 
 種子の澱粉は灰汁が強いが何度も晒してすりつぶし餅や団子を作る。
 
 古くは食用として利用されていたようだ。
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季節の花300 より
橡の実の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。清月庵 大阪府枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。10g62 椿の実[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 橡の実(とちのみ)[副題] なし。落葉高木で果実はほぼ球形。熟して黄褐色になった厚い皮が三裂し光沢のある赤褐色のほぼ球形の大きな種子が出る。種子の澱粉は灰汁が強いが何度も晒してすりつぶし餅や団子を作る。古くは食用として利用されていたようだ。<例句>/橡の実の俳句 木曾のとち浮世のひとのみやげ哉 松尾芭蕉/橡の実の俳句 ここだくの実の栃の木が県境 舘野翔鶴/橡の実の俳句 五箇山の橡の木はやき実を落す 冨士みのる/橡の実の俳句 橡餅を目当てにバスの小旅行 秋山英身/橡の実の俳句 橡の実のたわわな町に着任す 野田ゆたか