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[季節] 晩秋(10月)       植物季題
 
[季題] 松茸(まつたけ)
 
[副題] 松茸飯(まつたけめし)
 
 
         副題『松茸飯の例句へ
 

 赤松林の落葉の多い松の根の周囲に生える。
 
 香りが高く「匂い松茸・味湿地」といい芳香が高く風味が優れている。
 
 昭和20年代頃までは国内各地で採れたが近年では国内産は数が少なく高価で高級食材となっている。
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松茸の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。清月庵 大阪府枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 松茸(まつたけ)[副題] 松茸飯(まつたけめし)赤松林の落葉の多い松の根の周囲に生える。香りが高く「匂い松茸・味湿地」といい芳香が高く風味が優れている。昭和20年代頃までは国内各地で採れたが近年では国内産は数が少なく高価で高級食材となっている。<例句>/松茸の俳句 まつ茸やしらぬ木の葉のへばりつく 松尾芭蕉/松茸の俳句 松茸狩せしは記憶の底の底 山本とも江/松茸の俳句 執念の松茸育て幌も掛け 西村舟津/松茸の俳句 到来の松茸すがた佳かりけり 松山寿美/松茸の俳句 松茸や香り好みし母を恋ふ 南部静季/松茸の俳句 松茸山縄一本の境界線 川崎郁子/松茸の俳句 香り満つ厨松茸づくしかな 及川輝子/松茸の俳句 松茸や家族の夕餉盛り上げて 田中雍子/松茸の俳句 誕辰にいささ松茸イタリアン 池下よし子/松茸の俳句 松茸や父の思い出遠くなり 佐藤美和子/松茸の俳句 店頭の松茸の香に寄りにけり 阿部陽子/松茸の俳句 遠き日や松茸狩りし里の山 高橋泉也/松茸の俳句 松茸を飾りて宿のカウンター 土屋 勝/松茸の俳句 やはらかき和紙に松茸包みくれ 戸塚みほ/松茸の俳句 到来の松茸も焼き夕餉かな 森永隆子/松茸の俳句 松茸や歯朶を被りて娘より 高橋 剛/松茸の俳句 松茸の香りを包むホイル焼き 小林圭子/松茸の俳句 一片の松茸香る澄まし汁 清水恵山/松茸の俳句 初物の松茸の香や鄙の宿 野田ゆたか