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[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)動物季題

[季題] 馬肥ゆる(うまこゆる)

[副題] なし
 
 
 寒帯や温帯に棲息する鳥獣は秋になると皮下脂肪が増えて太る。

 馬も清明な秋空の下で豊かに肥える。

 農耕馬を使っていたいた時代では大切な馬が豊かに肥えることは頼もしいものであった。

 この季題は耕馬の豊かさから豊の秋をも感じさせられる。
馬肥ゆるの俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句会「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)動物季題[季題] 馬肥ゆる(うまこゆる)[副題] なし。寒帯や温帯に棲息する鳥獣は秋になると皮下脂肪が増えて太る。馬も清明な秋空の下で豊かに肥える。農耕馬を使っていたいた時代では大切な馬が豊かに肥えることは頼もしいものであった。この季題は豊の秋をも感じさせられる。<10f-10 馬肥ゆる>/馬肥ゆるの俳句 噴煙を背に草千里馬肥ゆる 稲福昌一/馬肥ゆるの俳句 切り揃ふ鬣凛々し馬肥ゆる 小笠原ひろみ/馬肥ゆるの俳句 馬肥ゆるサイロの屋根の赤帽子 田川 栄/馬肥ゆるの俳句 牧の果大海原や馬肥ゆる 本郷智子/馬肥ゆるの俳句 馬肥ゆる北の大地の草原に 清水恵山/馬肥ゆるの俳句 駿馬駄馬肥ゆる大阿蘇晴れわたる 村上唯志/馬肥ゆるの俳句 火の山にかかる笠雲馬肥ゆる 野田ゆたか/馬肥ゆるの俳句 馬肥ゆる北の大地の草原に 清水恵山/馬肥ゆるの俳句 駿馬駄馬肥ゆる大阿蘇晴れわたる 村上唯志/馬肥ゆるの俳句 火の山にかかる笠雲馬肥ゆる 野田ゆたか