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[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)動物季題

[季題] 落鮎(おちあゆ)

[副題] 錆鮎(さびあゆ)   渋鮎(しぶあゆ)

    下り鮎(くだりあゆ) 秋の鮎(あきのあゆ)

 
 夏の清冽な川の上流にいた鮎は秋も半ばを過ぎると産卵のために川を流されるように下ってくる。
 
 これを落鮎という。
 
 鮎は産卵期になると痩せ背は黒く腹は赤みを帯び刃物の錆びたような斑点が体に現れる。
 
 このようになった鮎を錆鮎・渋鮎という。
落鮎の俳句 清月俳句歳時記10月の動物俳句のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、原則旧仮名遣い・有季定型・伝統俳句です。 [季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月) 動物季題 [季題] 落鮎(おちあゆ) [副題] 錆鮎(さびあゆ) 渋鮎(しぶあゆ) 下り鮎(くだりあゆ) 秋の鮎(あきのあゆ) 夏の間清冽な川の上流にいた鮎は、秋も半ばを過ぎると産卵のために川を流されるように下ってくる。これを落鮎という。 鮎は産卵期になると痩せ、背は黒く腹は赤みを帯び刃物の錆びたような斑点が体に現れる。このようになった鮎を錆鮎・渋鮎という。 落鮎の俳句 落鮎の番屋に鮎を焼く匂ひ 森本恭生 落鮎の俳句 鮎落ちて風吹き荒るる谷となり 吉井竹志 落鮎の俳句 釣人の踏みしだく径鮎落つる 小笠原ひろみ 落鮎の俳句 落鮎でつくる箱ずし母の味 津田喜美 落鮎の俳句落鮎の俳句 落鮎を寡黙に竿を流しけり 正木和子 祖谷下る鮎に瀞瀬のなかりけり 野田ゆたか/落鮎の俳句 落鮎の豊漁自慢の宿主 清水恵山