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[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)生活季題

[季題] 鳥威(とりおどし

[副題] 威銃(おどしづつ)
 
 
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 実った穀物を荒しにくる鳥を威して追い払うための工夫のさまざまな仕掛けをいう。
 
 赤い小裂のビニールやピカピカ光るガラス玉やCDなど合成樹脂の板などを無数に下げた紐を張りめぐらしたりして鳥を寄せつけないようにする。
 
 「威銃」は銃声音や爆発音などを使って鳥を追い払う仕掛けのことをいう。
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鳥威の俳句 清月俳句歳時記10月の生活俳句のページです。[季節]晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)生活季題[季題]鳥威し(とりおどし)[副題]威銃(おどしづつ)実った穀物を荒しにくる鳥を威して追い払うための工夫さまざまな仕掛けをいう。赤い小裂のビニールやピカピカ光るガラス玉やCDなど合成樹脂の板などを無数に下げた紐を張りめぐらしたりして鳥を寄せつけないようにする。「威銃」は銃声音や爆発音などを使って鳥を追い払う仕掛けのことをいう。▼副題『威銃』のページへ リンク▼鳥威しの俳句 金銀の光ねじれて鳥威 西川寿賀子▼鳥威しの俳句 鳥威だけきらきらと山の畑 土舘イサ▼鳥おどしの俳句 光るもの並べ日を返す鳥威 土井木賊▼鳥威の俳句 潮風に疲れし島の鳥威 近藤清女▼鳥威しの俳句 金銀の煌めく踊る鳥威 吉野濃菊▼鳥おどしの俳句 田の風にリボンきらめく鳥おどし 保坂道子▼鳥威の俳句 ありなしの風に煤めく鳥威 森田勝彦▼鳥威しの俳句 遺跡野に残る田二枚鳥威 伊藤悦子▼鳥威しの俳句 鳥威し田に揺れてゐる大目玉 松宮育子▼鳥威しの俳句 あれこれと智慧くらべして鳥威 松阪久美子▼鳥威の俳句 長雨に張りのたるみし鳥威 東 嘉子▼鳥おどしの俳句 奥深くつづく山田の鳥おどし 橋本正勝▼鳥威しの俳句 反射して風にきらめく鳥威 山本宏子▼鳥威しの俳句 CDの煙めく盤の鳥威 水野良子▼鳥威しの俳句 小さき田にでかでかとして鳥威 市原遊亀▼鳥威の俳句 目に眩しテープねぢれて鳥威 辻多津子▼鳥威の俳句 日をはじく金紙銀紙の鳥威 武田愛女▼鳥威しの俳句 キラキラと紅と黄光る鳥威 前田甲山▼鳥威しの俳句 鳥威月影あらば夜もすがら 野田ゆたか 鳥威しの俳句歳時記 haiku noda yutaka saijiki例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。