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[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)天文季題
 
[季題] 秋高し(あきたかし)
 
[副題] 天高し(てんたかし)
 

 秋は大気が澄み晴れ渡った空は高く感じられる。
 
 この季題は中国・唐代(初唐)の詩人杜審言(645年ー708年)の詩の一節「秋高くして塞馬肥ゆ」から秋高しの季語が生まれたといわれている。
 

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秋高しの俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)天文季題[季題] 秋高し(あきたかし)[副題] 天高し(てんたかし)秋は大気が澄み晴れ渡った空は高く感じられる。この季題は中国・唐代(初唐)の詩人杜審言(645年ー708年)の詩の一節「秋高くして塞馬肥ゆ」から秋高しの季語が生まれたといわれている。傍題『天高し』の例句のページへ リンク<例句>/秋高しの俳句 神馬舎の神馬の足掻秋高し 山口正秋/秋高しの俳句 木遺唄ひゞく神都の秋高し 岡村紀洋/秋高しの俳句 秋高し即ち望む景広し 土井木賊/秋高しの俳句 秋高し雲にも触るる十三塔 岸野幸子/秋高しの俳句 秋高し十歩に尽きる天保山 西村舟津/秋高しの俳句 雲翔んで飛んで紺碧秋高し 門田窓城/秋高しの俳句 秋高し日蔭に仰ぐ竜馬像 横田寿賀子/秋高しの俳句 秋高し注連に結ばる夫婦杉 青野春枝/秋高しの俳句 秋高し空より青き海の色 小川和子/秋高しの俳句 秋高し稜線際に国境 加藤ひかり/秋高しの俳句 大海に竿投入れて秋高し 飯岡良一/秋高しの俳句 三十六峯稜線確かと秋高し 松宮育子/秋高しの俳句 一刷けの白雲泛べ秋高し 高橋泉也/秋高しの俳句 国宝の威ある楼門秋高し 梅田澄子/秋高しの俳句 秋高し笙の音流る地鎮祭 森本順子/秋高しの俳句 青い空棚田に映えて秋高し 前田甲山/秋高しの俳句 円やかな山を重ねて秋高し 吉野濃菊/秋高しの俳句 釣果なく拗ねて仰ぐや秋高し 北野美代子/秋高しの俳句 瓦屋の瓦欠く音秋高し 土屋 勝/秋高しの俳句 家康も讃へし蘇鉄秋高し 山本宏子/秋高しの俳句 揚がりゆく国旗校旗や秋高し 山本とも江/秋高しの俳句 秋高し山陵の天杉の天 新庄一雄/秋高しの俳句 群れて飛ぶ鴎八里の秋高し 橋本幹夫/秋高しの俳句 瓔珞は夫の寄進よ秋高し 水野惠以/秋高しの俳句 秋高し余呉の羽衣見あたらず 隠岐久美子/秋高しの俳句 天変に地変を憂ひ秋の逝く 岩井純子/秋高しの俳句 秋高しクレーンで運ぶ牧の草 祝田五郎/秋高しの俳句 秋高し飛び跳ね踊る漢かな 小岡赤心子/秋高しの俳句 秋高し幼稚園児の鼓笛隊 中薗 清/秋高しの俳句 雲薄くますます天の高くなり 八木 徹/秋高しの俳句 夜べの風色ぬき去りて秋高し 野田ゆたか