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[季節] 晩秋(10月)        時候季題

[季題] 十月(じふぐわつ/じゅうがつ)

[副題] なし
 
 
 月の初めは秋の長雨が続くことがある。

 月の後半は天気も安定し朝晩は気温も下がってくる。

 野山に紅葉が始まりもっとも秋らしい月である。

 稲や果物が実り農産物は収穫時期を迎える。

 北国では早くも初霜が降り下旬には冬支度が気になり始める。
十月の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句会「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月) 時候季題[季題] 十月(じふぐわつ/じゅうがつ)[副題] なし。月の初めは秋の長雨が続くが後半は天気も安定し朝晩は気温も下がってくる。暦の上では晩秋に当たるが野山に紅葉が始まるもっとも秋らしい月である。稲や果物が実り農産物は収穫時期を迎える。大気は澄み郊外の散策などの行楽や屋外スポーツにも適している。北国では早くも初霜が降り下旬には冬支度が気になり始める。<10a-15 十月例句>・十月の俳句 十月の浪の華とぶ離島かな 舘野翔鶴・十月の俳句 十月の最後の投句なごり惜し 大場比奈子・十月の俳句 十月のなにか恋しき人の中 金城博之・十月の俳句 十月や水に小石の煌きて 清水恵山・十月の俳句 十月やめしがうまくて妻傍に 野田ゆたか<例句>十月の俳句 十月や予定の多き丸印 山口美琴