09-g-12
[季節] 仲秋を主に三秋（９月を主に８月から１０月）植物季題
[季題] 竹の春（たけのはる）
[副題] なし。
竹は春のうちに筍を育てるので親竹は弱るが夏の間に生気を取戻し秋には親竹ともども枝葉を茂らせる。
他の植物が落葉する時期に青々と茂り生長の時期を迎えることから竹の春という。
竹の春の俳句 清月俳句歳時記植物俳句９月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成２２年１月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲秋を主に三秋（９月を主に８月から１０月） 植物季題 [季題] 竹の春（たけのはる） [副題] なし。 竹は春のうちに筍を育てるので親竹は弱るが、夏の間に生気を取り戻し、秋には親竹ともども枝葉を茂らせる。 他の植物が落葉する時期に青々と茂り生長の時期を迎えることから竹の春という。 竹の春の俳句 野の宮へ辿る藪道竹の春 松山寿美 竹の春の俳句 この道や歩めば匂ふ竹の春 南部静季 竹の春の俳句 木洩日の零す明るさ竹の春 辻多津子 竹の春の俳句 しづもれる塔の礎石や竹の春 高柳ゆうこ 竹の春の俳句 道隔て校舎に迫る竹の春 正木和子 竹の春の俳句 木洩れ日の及ばぬ茶室竹の春 水野恵以 竹の春の俳句 竹春や嵯峨野行き交ふ人力車 辻本和子 竹の春の俳句 孟宗てふ唐の孝子や竹の春 三浦光芳 竹の春の俳句 水占のみくじ小吉竹の春 小林圭子 竹の春の俳句 書見の目休めて仰ぐ竹の春 前田卯生 竹の春の俳句 善なく古里は良し竹の春 福島二美 竹の春の俳句 夜半の月返して背戸の竹の春 加藤哲夫 竹の春の俳句 卆寿にて初曾孫抱く竹の春 杉橋てつ 竹の春の俳句 青年が大きく背伸び竹の春 八島厚子 竹の春の俳句 風そよぐ葉ずれさわがし竹の春 津田喜美 竹の春の俳句 蔵並らぶ代官跡や竹の春 長尾健二郎 竹の春の俳句 集めたる風を緑に竹の春 嶋きさ子 竹の春の俳句 木洩日の明るき茶室竹の春 渡辺伝三 竹の春の俳句 薮騒ぐ茶筅の里の竹の春 野田ゆたか