09-f-27
007.gif
[季題] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題
 
[季題] 蜉蝣(かげろふ/かげろう)
 
[副題] なし
 

 体長1〜1cm5mmくらいで蜻蛉に似た形をした細長い昆虫。
 
 長い尾を持ち美しい淡黄色の透明な翅を背中に立てている。
 
 弱々しい虫で羽化して卵を産むと数時間で死ぬものが多い。
 
 蜉蝣の群れが水面を乱舞しているのは生殖の営みである。その上下に飛ぶさまが陽炎がゆらめくように見えるのでこの名がある。
 
 川釣のフライフィッシングでは蜉蝣の形や動きを真似させる擬餌針がある。 
蜉蝣の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題[季題] 蜉蝣(かげろふ/かげろう) [副題] なし。体長1〜1cm5mmくらいで蜻蛉に似た形をした細長い昆虫。長い尾を持ち美しい淡黄色の透明な翅を背中に立てている。弱々しい虫で羽化して卵を産むと数時間で死ぬものが多い。蜉蝣の群れが水面を乱舞しているのは生殖の営みである。その上下に飛ぶさまが陽炎がゆらめくように見えるのでこの名がある。川釣りのフライフィッシングでは蜉蝣の形や動きを真似させる擬餌針がある。<例句>/蜉蝣の俳句 かげろふや柴胡の糸の薄曇 松尾芭蕉/蜉蝣の俳句 糸遊に結つきたる煙哉 松尾芭蕉/蜉蝣の俳句 ゆきどころなく蜉蝣の?先へ 貫野 浩/蜉蝣の俳句 蜉蝣や竿の穂先にさゆらぎて 高橋泉也/蜉蝣の俳句 蜉蝣を模せる毛針てありしかな 野田ゆたか