09-d-11
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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)生活季題
 
[季題] 夜なべ(よなべ)

[副題] 夜仕事(よしごと)
 
 
 秋は日が短くなるので昼間にできなかった仕事の続きなど夜の仕事が多くなる。

 農家では藁仕事や農具の繕いものなどを夜更けまで行う。

 自営業の家では自宅でできる仕事に夜遅くまで精を出す。

 夜なべは夜を延べるの意味の「夜のべ」であるとか夜食をとる意味の「夜鍋」だとする説がある。
 

 「夜業」は会社や工場などでの残業の色合いが強く別題となる。
夜なべの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 生活の俳句仲秋(9月)のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、ホトトギスに出句して指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)生活季題[季題] 夜なべ(よなべ)[副題] 夜仕事(よしごと)夜業(やげふ/やぎょう) 秋は日が短くなるので昼間にできなかった仕事の続きなど夜の仕事が多くなる。 農家では藁仕事や農具の繕いものなどを夜更けまで行う。 自営業の家では自宅でできる仕事に夜遅くまで精を出す。 夜なべは夜を延べるの意味の「夜のべ」であるとか夜食をとる意味の「夜鍋」だとする説がある。 「夜業」は会社や工場などでの残業の色合いが強い。<09d-11 夜なべ>・夜なべの俳句 大袈裟に夜なべと云ひし針仕事 南部静季・夜なべの俳句 漁終へて網を繕ふ夜なべかな 和泉清一・夜なべの俳句 もう少しすこしと励む夜なべかな 津田喜美・夜なべの俳句 打ち終る時計を潮に夜なべ措く 川上真太郎・夜なべの俳句 夜学部の明りの消えて夜なべ措く 野田ゆたか