09-d-10
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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)生活季題

[季題] 夜学(やがく)

[副題] 夜学子(やがくし)
 
 
 秋は学問に志す者すべてが灯火の下で学ぶのに適した季節である。

 夜学は大学二部・定時制高校・夜間中学など夜間に開校する学校で学ぶことを言う。

 近年では夜間に学問をするという意味からと独り自宅の灯火に書物を紐解き独学することも夜学と詠まれる。
 
 夜間学校の授業自体は年中であり季節感はないが「灯火親しむ」夜長の候は落ち着いて勉強するのに適しているので俳句では伝統的に秋の季題として詠まれる。
夜学の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 生活の俳句仲秋(9月)のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、ホトトギスに出句して指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)生活季題[季題] 夜学(やがく)[副題] 夜学子(やがくし) 秋は学問に志す者すべてが灯火の下で学ぶのに適した季節である。 夜学は大学二部・定時制高校・夜間中学なと夜間に開校する学校で学ぶことを言う。 近年では夜間に学問をするという意味からと独り自宅の灯火に書物をひもとき独学することも夜学と詠まれる。 夜間学校の授業自体は年中であり季節感はないが「灯火親しむ」夜長の候は落ち着いて勉強するのに適しているので伝統的に秋の季題として詠まれる。<09d-10 夜学>・夜学の俳句 我が席を使ふ夜学の人知らず 森本恭生・夜学の俳句 生徒より若き先生夜学生 小川和子・夜学の俳句 勤め終へネクタイのまま夜学生 清水恵山・夜学の俳句 新しき自転車を買ふ夜学の子 橋本幹夫・夜学の俳句 灯を点す一番乗りの夜学生 中野千江子・夜学の俳句 老の瞳の生き生きとして夜学生 山本とも江