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[季節] 初秋(8月)          植物季題

[季題] 小豆(あづき/あずき)

[副題] 小豆引く(あづきひく/むあずきひく)
 
    新小豆(しんあづき/しんあずき)
 
 
 古くから栽培され北海道・東北地方で良品が多く産出される。

 莢は細長く6〜7粒の美しい赤い豆が入っている。

 葉が黄ばむようになると実が熟れて収穫期を迎える。
 
 莢や葉を付けたまま株ごと引抜いて収穫する。
 
 それを乾かせて莢を棒で打って実を取り出す。
 
 収穫され出回ったばかりの小豆を新小豆という。

 煮て餡にするほか赤飯・小豆粥・甘納豆・羊羹などに用いられる。

 
小豆畑
小豆の俳句/清月俳句歳時記8月の植物俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、日本伝統俳句協会会員でホトトギスに投句ご指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初秋(8月)植物季題/[季題] 小豆(あづき/あずき)/[副題] 新小豆(しんあづき/しんあずき)/古くから栽培され北海道・東北地方で良品が多く産出される。/莢は細長く6〜7粒の美しい赤い豆が入っている。/葉が黄ばむようになると実が熟れて収穫期を迎える。莢や葉を付けたまま株ごと引抜いて収穫する。それを束ね架けて乾燥させ充分に乾いた莢を棒で打って実を取り出す。/煮て餡にするほか赤飯・小豆粥・甘納豆・羊羹などに用いられる。/収穫され出回ったばかりの小豆を新小豆という。/以外に根短かかりしよ小豆引く 西川壽賀子の俳句/実の入るをしかと見極め小豆椀ぐ 南部静季の俳句/縁側に小豆弾ける音のして 西村舟津の俳句/小刻みに叩けば弾け継ぐ小豆 門田窓城の俳句/小豆干す祖母がほまちの一ト莚 西崎佐知の俳句/箕を遣ふ小豆選る手のささくれて 高橋泉也の俳句/初孫へ嫁が出庄の新小豆 野田ゆたかの俳句/『小豆の俳句』ページのアドレス