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[季節] 初秋(8月)          植物季題

[季題] 稲の花(いねのはな)

[副題] 
なし
 
 
 稲には早稲・中稲・晩稲とありそれぞれの時期に花が咲く。

 茎の先に直立した緑色の円錐花叢を出し白い小型の花が穂のように群がり咲きまもなく受粉する。

 好天の日に花を一斉に付ける光景は実りを予感させる。
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稲の花の俳句/清月俳句歳時記8月の植物俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句から抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初秋(8月)植物季題[季題] 稲の花(いねのはな)[副題] なし。稲には早稲・中稲・晩稲とありそれぞれの時期に花が咲く。茎の先に直立した緑色の円錐花叢を出し白い小型の花が穂のように群がり咲きまもなく受粉する。好天の日に花をいっせいに付ける光景は実りを予感させる。/稲の花の俳句 京阪奈隔てて五里や稲の花 西村舟津/稲の花の俳句 通り雨雫に光る稲の花 中山泰山/稲の花の俳句 み熊野の早や柔らかき稲の花 若林柾矢/稲の花の俳句 ローカルのホームに匂ふ稲の花 加藤哲夫/稲の花の俳句 順調に育つ御田の稲の花 佐藤美和子/稲の花の俳句 朝日輝る蔵王連峰稲の花 山口丘刀/稲の花の俳句 豊かなる野川の音や稲の花 清水恵山/稲の花の俳句 無人駅降りてまつすぐ稲の花 橋本幹夫/稲の花の俳句 干上れる飛鳥路稲の花匂ふ 松山寿美/稲の花の俳句 稲の花夕風となり匂ひけり 阿形公枝/稲の花の俳句 田水引く音濠々と稲の花 伊藤悦子/稲の花の俳句 神の田の綾綾と連なる稲の花 吉田静代/稲の花の俳句 近江路の戦はるけし稲の花 池下よし子/稲の花の俳句 凭れてはまたしなやかに稲の花 橋本典子/稲の花の俳句 農に生く師の御句集稲の花 杉山春萌/稲の花の俳句 天領の日和定まり稲の花 村上唯志/稲の花の俳句 風立ちて香り高まる稲の花 川上真太郎/稲の花の俳句 旅だちの朝の大気や稲の花 倉田四郎/稲の花の俳句 風匂ふ夜道となりし稲の花 野田ゆたか