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[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月)天文季題

[季題] 天の川(あまのがは/あまのがわ)

[副題] 
銀河(ぎんが) 銀漢(ぎんかん)
 
   副題『銀河』の例句へ 副題『銀漢』の例句へ
 
 澄み渡った秋の夜空を仰ぎ見ると帯のように白々とかかる雲のように無数の恒星の集まりが見られる。

 この星雲を天の川といい北半球では一年中見られるが秋が最も明るく美しい。

 銀河とも・銀漢ともいう。

 七夕伝説と結びついて万葉のころから詩歌に数多く詠まれてきた。

 俳諧以降は天の川自体の美しさを詠むことが多い。 
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天の川の花の俳句/清月俳句歳時記8月の天文俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句から抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月)天文季題[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月)天文季題[季題] 天の川(あまのがは/あまのがわ)[副題] 銀河(ぎんが)銀漢(ぎんかん)副題の『銀河』の例句ページへ リンク副題の『銀漢』の例句ページへ リンク澄み渡った秋の夜空を仰ぎ見ると帯のように白々とかかる雲のように無数の恒星の集まりが見られる。この星雲を天の川といい北半球では一年中見られるが秋が最も明るく美しい。銀河とも・銀漢ともいう。七夕伝説と結びついて万葉のころから詩歌に数多く詠まれてきた。俳諧以降は天の川自体の美しさを詠むことが多い。<例句>/天の川の俳句 荒海や佐渡によこたふ天河 芭蕉/天の川の俳句 雑魚寝して天窓に見る天の川 姉歯義ひろ/天の川の俳句 漁火のまたたく沖や天の川 吉井竹志/天の川の俳句 天の川近くに見ゆる湖の宿 土井木賊/天の川の俳句 ジェット機のシグナル渡る天の川 戸本文雄/天の川の俳句 大琵琶の波しづかなり天の川 水野良子/天の川の俳句 雲上の小屋の広場や天の川 足立山渓/天の川の俳句 光年の彼方へ注ぐ天の川 川上真太郎/天の川の俳句 峡深し降るるばかりの天の川 大畠宮子/天の川の俳句 更けゆきて淡海を渡る天の川 渡辺伝三/天の川の俳句 天の川木曽路で仰ぐてふ果報 北川紀美子/天の川の俳句 峡空を巾たっぷりに天の川 堀口まゆみ/天の川の俳句 悠久の時の流れや天の川 末森妙子/天の川の俳句 遠嶺より果ては海へと天の川 松葉律子/天の川の俳句 天の川共に眺めし人を恋ふ 杉橋てつ/天の川の俳句 潮鳴りと沖に漁火天の川 川口善美/天の川の俳句 漁火の空に煽めく天の川 阿形公枝/天の川の俳句 バンガロー仰げば近し天の川 嶋きさ子/天の川の俳句 寄辺なき星を統べいし天の川 野田ゆたか