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[季節] 晩夏(7月)          植物季題
 
[季題] 向日葵(ひまはり/ひまわり)
 
[副題] 日車草(ひぐるまさう/ひぐるまそう)
 
    日輪草(にちりんさう/にちりんそう)
 
 
 2mにも達する逞しい茎の頂に黄色い炎のような弁に囲まれた花を付ける。
 
 直径20〜30pもある大きな花が眩しい日の下に開いている様はいかにも夏にふさわしい。
 
 近年では園芸用に改良された丈1mに満たず1株から多くの花を咲かせるものを鉢植え・あるいは地植えされているのを見かけることが多くなった。
 
 花は太陽の動きにつれて花の向きを変えるといわれるが実際は蕾が花開く時だけ太陽の方向に向く。
 
朝に咲き始めた花は東向き・夕方に咲き始めたものは西向きとなりその後向きが変わるこはがない。
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季節の花300より
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ひまわりの俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月 july haiku植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者の野田ゆたかは清月句会を主宰です。noda yutaka[季節] 晩夏(7月)植物季題[季題] 向日葵(ひまはり/ひまわり)[副題] 日車草(ひぐるまさう/ひぐるまそう)日輪草(にちりんさう/にちりんそう)2mにも達する逞しい茎の頂に黄色い炎のような弁に囲まれた花を付ける。直径20〜30pもある大きな花が眩しい日の下に開いている様はいかにも夏にふさわしい。近年では園芸用に改良された丈1mに満たず1株から多くの花を咲かせるものを鉢植え・あるいは地植えされているのを見かけることが多くなった。花は太陽の動きにつれて花の向きを変えるといわれるが実際は蕾が花開く時だけ太陽の方向に向く。朝に咲き始めた花は東向き・夕方に咲き始めたものは西向きとなりその後向きが変わるこはがない。<例句>/向日葵の俳句 残照に向日葵肩を落しけり 西ア佐知/ひまわりの俳句 子らの声弾むひまわり迷路かな 稲福昌一/向日葵の俳句 雲去りて大向日葵は車庫の上  駒田暉風/向日葵の俳句 黄昏るる錆びし鉄路の鼓草 高橋泉也/向日葵の俳句 雨を恋ふ心向日葵にもありぬ 近藤清女/向日葵の俳句 向日葵を陽より大きく描く子かな 姉歯義ひろ/向日葵の俳句 向日葵や留守居守るかに仁王立 松宮育子/向日葵の俳句 向日葵苑少女が揺らすイヤリング 南部静季/向日葵の俳句 園児らに向日葵高く咲きにけり 東 嘉子/向日葵の俳句 向日葵の屋根まで伸びる元気の黄 加藤ひかり/向日葵の俳句 向日葵に覗かれてゐる蜑の小屋 菊池茂吉/向日葵の俳句 向日葵のブロツク塀より覗きいる 斉藤けい子/ひまわりの俳句 ランナーのひまわりに沿ひ駆け抜ける 森戸しゆじ/向日葵の俳句 向日葵やポニーテールの少女過ぐ 末森妙子/向日葵の俳句 向日葵の仰ぎて背筋のばしけり 吉田静代/向日葵の俳句 向日葵の道に一列ランドセル 有馬やよこ/向日葵の俳句 向日葵や置いてけぼりに頭垂れ 綾井 美/日輪草の俳句 人の背を没するばかり日輸草 前田卯生/ひまわりの俳句 ひまわりの三千坪の迷路かな 和泉清一/向日葵の俳句 向日葵やぐんぐん上る温度計 田中由美子/向日葵の俳句 向日葵園日々の水掛け引き受けて 能口和子/向日葵の俳句 向日葵の花向い逢いにしひがし 木村宏一/向日葵の俳句 大輪の凛とかまへし日輪草 吉田静代/向日葵の俳句 向日葵の大輸伸びて二米 古堂周子/向日葵の俳句 向日葵の迷路踏み込む子が先頭 今関晴雄/向日葵の俳句 向日葵を活けて華やぐ老いの部屋 正木和子/向日葵の俳句 ぐったりと大向日葵の下を向く 川島踊子/向日葵の俳句 向日葵の呼名に背く花の向き 野田ゆたか