07-g-07
007.gif
[季節] 晩夏を主に仲秋まで(7月を主に月から9月)植物季題

[季題] 百日紅(さるすべり)

[副題] 百日紅(ひやくじつこう/ひゃくじつこう)
 
    百日白(ひやくじつはく/ひゃくじつはく)
 
 
 ミソハギ科の落葉高木の花。
 
 中国原産で庭園に植栽される。
 
 7〜9月に桃・紅・紅紫・白色などのちりめん状の花弁の花が枝の先端に群がり咲く。
 
 花期が長いため百日紅の漢名がある。
 
 樹皮が剥がれやすく滑らかな幹は猿も
滑り落ちるというので猿滑(さるすべり)
と名づけられた。
 
 白花を咲かす木を特に「百日白」と呼ぶ。
▼次へ
▼次へ
▲先頭へ
▲先頭へ
百日紅の俳句 清月俳句歳時記7月の俳句、植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩夏を主に仲秋まで(7月を主に月から9月) 植物季題 [季題] 百日紅(さるすべり) [副題] 百日紅(ひやくじつこう/ひゃくじつこう) 百日白(ひやくじつはく/ひゃくじつはく) ミソハギ科の落葉高木の花。中国原産で庭園に植栽される。7〜9月に桃・紅・紅紫・白色などのちりめん状の花弁の花が、枝の先端に群がり咲く。 花期が長いため百日紅の漢名がある。樹皮が剥がれやすく、滑らかな幹は猿も滑り落ちるというので、猿滑(さるすべり)と名づけられた。 白花を咲かす木を特に「百日白」と呼ぶ。 さるすべりの俳句 さるすべり百日統べし紅の萎え 西ア佐知 百日紅の俳句 道問えば指差す所百日紅 林雄次郎 百日紅の俳句 百日紅風の道あり揺れ止まず 岸野幸子 百日紅の俳句 百日紅歩け歩けと一万歩 小林圭子 百日紅の俳句 寂かさや団地古りきて百日紅 松井芳朗 百日紅の俳句 玉音を今も脳裡に百日紅 松宮育子 百日紅の俳句 百日紅少し離れて百日白 松阪久美子 百日紅の俳句 図書館の窓辺彩なす百日紅 加藤哲夫 百日紅の俳句 飛火野を借景とせし百日紅 菅沼良子 百日紅の俳句 百日紅ほどよき風に昏れゆけり 岩井純子 百日紅の俳句 一人居の慰みとなり百日紅 及川輝子 百日紅の俳句 一山の苑を彩る百日紅 佐藤美和子 百日紅の俳句 復元の脇本陣の百日紅 斉藤けい子 百日紅の俳句 ゆったりと風とくつろぐ百日紅 川崎郁子 さるすべりの俳句 さるすべりうすもも色の風にゆれ 中橋京子 百日紅の俳句 枝垂れゐる花の簪百日紅 辻本和子 さるすべりの俳句 さるすべり紅をこぼして校歌の碑 湯澤正枝 百日紅の俳句 つるつるの木肌自慢の百日紅 北川紀美子 百日紅の俳句 再会を約して左右に百日紅 野田ゆたか