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[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題
 
[季題] ビール
 
[副題] 麦酒(びーる)  ビヤガーデン
    生ビール(なまびーる)
    缶ビール(くわんびーる/かんびーる)
 
 
      副題『缶ビール』の例句へ
 
 
 夏期もっとも大衆的なアルコール飲料である。
 
 大麦麦芽を主原料として醸造されホップによる独特の苦みと香りが好まれる。
 
 四季を通じて飲まれるが夏に冷えたビールを一気に飲み干すときの喉越しの爽快さは何ものにも代えがたい醍醐味である。
 
 最近は加熱殺菌していない生ビールが出回り、ビルの屋上などに開かれるビヤガーデンでは、生ビールのジョッキを傾ける風景が見られる。
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ビールの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 July haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題[季題] ビール[副題] 麦酒(びーる)ビヤガーデン生ビール(なまびーる)缶ビール(くわんびーる/かんびーる)▼副題『缶ビール』の例句へ夏期もっとも大衆的なアルコール飲料である。大麦麦芽を主原料として醸造されホップによる独特の苦みと香りが好まれる。四季を通じて飲まれるが夏に冷えたビールを一気に飲み干すときの喉越しの爽快さは何ものにも代えがたい醍醐味である。最近は加熱殺菌していない生ビールが出回りビルの屋上などに開かれるビヤガーデンでは生ビールのジョッキを傾ける風景が見られる。/ビールの俳句 旧交をあたたむビール酌み交す 西川寿賀子/ビールの俳句 一杯のビールに恃む明日あらた 西村舟津/ビールの俳句 編集を終へたるビール思ひ切り 門田窓城/ビールの俳句 煩悩をビールの泡が飛ばしけり 林 雄次郎/ビールの俳句 堂々とビールジョッキの女性軍 梅田澄子/ビールの俳句 供養にと下戸の仏にビールかな 岸野幸子/ビールの俳句 父偲ぶには欠かされぬビールかな 池末あけみ/ビールの俳句 高原の木陰の風にビール酌む 吉井竹志/ビールの俳句 ゆつくりとビール飲み干し泡の口 久保田昌子/ビールの俳句 検診の結果待たずにビールかな 古川春美/ビールの俳句 乾盃のビールに足りし小さき旅 西野一朗/ビールの俳句 大ジョッキ手に饒舌の女かな 高橋泉也/ビールの俳句 残業の夫をねぎらひビール注ぐ 大場比奈子/ビールの俳句 乾杯はビールの泡の消えぬまに 清水恵山/ビールの俳句 ツアー旅寸暇を惜しみビール館 堀江桃雀/生ビールの俳句 生ビール飲み干す銀座八丁目 橋本幹夫/ビールの俳句 母と子もビールの味も知らぬまま 藤本春苑/ビールの俳句 一杯に憂さ忘れゆくビールかな 前田みのる/生ビールの俳句 生ビール挨拶抜きで始まりぬ 野田ゆたか