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[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題

[季題] 端居(はしゐ/はしい)

[副題] なし。
 
 
 室内の暑さを避けて縁先や風通しの良い座を占め涼をとることをいう。
 
 また縁先から水が打たれて涼しげな庭の風景を楽しむことや冷房設備が一般に普及した今日においても風呂上がりの夕方など団扇を使いながらの端居は格別である。
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端居の俳句 清月俳句歳時記7月の俳句、生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月) 生活季題 [季題] 端居(はしゐ/はしい) [副題] なし。 室内の暑さを避けて、縁先や風通しの良い座を占め涼をとることをいう。 また縁先から水が打たれて涼しげな庭の風景を楽しむことや、冷房設備が一般に普及した今日においても、風呂上がりの夕方など、団扇を使いながらの端居は格別である。 端居の俳句 名苑の景一望の端居かな 西崎佐知 夕端居の俳句 舞ひ降りし雀に餌やるタ端居 吉井竹志 端居の俳句 灯を消さず黙し二人の端居かな 南部静季 端居の俳句 共白髪思ひ出語る端居かな 村山昭枝 端居の俳句 金星の輝きありし端居かな 伊藤知子 夕端居の俳句 饒舌の妻も混ざりて夕端居 加藤哲夫 夕端居の俳句 安らぎや家族睦みのタ端居 岩井純子 端居の俳句 茜雲薄らぎてゆく端居かな 鈴木かね 夕端居の俳句 聞き流すことも覚えて夕端居 林 雄次郎 夕端居の俳句 もの忘れ常のことなり夕端居 堀尾早苗 夕端居の俳句 うまさうな煮物のにほひタ端居 土屋勝 夕端居の俳句 過ぐる日の苦も又いとし夕端居 辻本和子 端居の俳句 いつまでも黙し二人の端居かな 大畠宮子 端居の俳句 繰り言の聞き手となりし端居かな 前川嘉風 夕端居の俳句 夕端居糸口見えぬ縺れごと 川上真太郎 端居の俳句 端居して明日会ふ句友思ひをり 杉山春萌 端居の俳句 端居して余生楽しむ卒寿かな 杉橋てつ 端居の俳句 端居して物言はぬ父横に猫 小川和子 端居の俳句 生国を違へてわかりあふ端居 野田ゆたか