07-c-12
007.gif
[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)地理季題

[季題] 噴井(ふけゐ/ふけい)

[副題] 噴井(ふきゐ/ふきい)
 
 
 山麓や扇状地などで絶えず清水が湧き出ているところに設備を設けて井戸として用いているもの。
 
 炊事・洗濯のほか西瓜や湯茶を冷やすのに用いられたりする。

 水温は低く清澄で夏の涼味はひとしおである。
噴井の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編7月の地理俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、ホトトギスに投句し指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)地理季題[季題] 噴井(ふけゐ/ふけい)[副題] 噴井(ふきゐ/ふきい)山麓や扇状地などで絶えず清水が湧き出ているところを井戸としたもの。水温は低く、清澄で夏の涼味はひとしおである。<例句>▼噴井の俳句 波は円重ねやまざる噴井かな 舘野翔鶴の俳句▼噴井の俳句 間歇に底より上り来る噴井 西ア佐知の俳句▼噴井の俳句 金輪際噴井守りし酒造蔵 稲福昌一の俳句▼噴井の俳句 もてなしは噴井にお茶を漬けしより 森本恭生の俳句▼噴井の俳句 ダム工事待つ廃村の噴井かな 橋本幹夫の俳句▼噴井の俳句 免れぬ過疎や噴井の湧きつづく 竹内恵美子の俳句▼噴井の俳句 大琵琶に近きかばたと言ふ噴井 八木徹