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[季節] 晩夏(7月)         天文季題

[季題] (ひでり)

[副題] 旱天(かんてん)  旱魃(かんばつ)
 
 
 雨が降らず灼けつくような暑さが続くと川・池・井戸の水は涸れ田畑は作物が枯れ始める。

 水道水の受水制限など都市部の水不足も深刻な問題となってくる。

 炎天下の見渡すかぎり万物が乾ききった景色は殺伐としたものとなる。
旱の俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月の天文俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギスに投句して指導を仰ぐととも清月句会を主宰している。[季節] 晩夏(7月)天文季題[季題] 旱(ひでり)[副題] 旱天(かんてん)旱魃(かんばつ)雨が降らず灼けつくような暑さが続くと川・池・井戸の水は涸れ田畑は作物が枯れ始める。水道水の受水制限など都市部の水不足も深刻な問題となってくる。炎天下の見渡すかぎり万物が乾ききった景色は殺伐としたものとなる。<例句>旱の俳句 旱星一夜の熟睡欲る介護 村上唯志/旱の俳句 一樹なき千人塚の灼けてをり 西ア佐知/旱の俳句 磯魚の旱隠れと云ふ不漁 岡村紀洋/旱の俳句 大旱生あるもののみな喘ぎ 松山寿美/旱の俳句 名水の池のひでりに立つ大師 有馬たく/旱の俳句 旱天に慣れし庭草の一年草 野田ゆたか