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[季節] 晩夏(7月)         時候季題

[季題] 秋近し(あきちかし)

[副題] 秋を待つ(あきをまつ)
 
 
 夏も終わりに近づくと衰えない暑さの中にも日差し・雨・風・月影などにふと秋の近いことを感じさせられるようなことがある。

 
 酷暑や熱帯夜にあえいだ後だけに清澄な秋を待ちわびる気持ちはひとしおである。
秋近しの俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月 july haikuの時候俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者の野田ゆたかは清月句会を主宰です。noda yutaka[季節] 晩夏(7月)時候季題[季題] 秋近し(あきちかし)[副題] 秋を待つ(あきをまつ) 夏も終わりに近づくと衰えない暑さの中にも日差し・雨・風・月影などにふと秋の近いことを感じさせられるようなことがある。 酷暑や熱帯夜にあえいだ後だけに清澄な秋を待ちわびる気持ちはひとしおである。<例句>/秋近しの俳句 秋ちかき心の寄や四畳半 松尾芭蕉/秋近しの俳句 秋近し遺影の笑みの吾子とゐて 加藤美津子/秋近しの俳句 フランベの炎立ちけり秋近し 池下よし子/秋近しの俳句 秋近し一服の茶のこく深く 清水恵山/秋近しの俳句 絵手紙に海の藍色秋近し 後藤允孝/秋近しの俳句 魁けて咲ける庭草秋近し 野田ゆたか