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[季節] 晩夏(7月)              時候季題

[季題] 夜の秋(よるのあき)

[副題] 夜の秋(よのあき)
 
 
 夏も終わりのころになると夜はどことなく秋めいた感じを覚える。
 
 この感じる夜の気配を夜の秋いう。
 
 古くは「秋の夜」と同じ意味であったが近代以降夏の季語として使われるようになった。
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夜の秋の俳句 清月俳句歳時記7月の俳句、時候俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩夏(7月の俳句) 時候季題 [季題] 夜の秋(よるのあき) [副題] 夜の秋(よのあき) 夏も終わりのころになると、夜はどことなく秋めいた感じを覚える。この感じる夜の秋の気配を夜の秋いう。 古くは「秋の夜」と同じ意味であったが、近代以降、夏の季語として使われるようになった。 夜の秋の俳句 コンサート果てし身ほとり夜の秋 西崎佐知 夜の秋の俳句 波音を近づけてゐる夜の秋 門田窓城 夜の秋の俳句 里の灯の一つづつふゆ夜の秋 若林柾矢 夜の秋の俳句 書き終へし快癒の便り夜の秋 東 嘉子 夜の秋の俳句 渡り来る川風も又夜の秋 水野良子 夜の秋の俳句 パソコンの将棋に興ず夜の秋 高橋泉也 夜の秋の俳句 月出でて橋に佇む夜の秋 伊藤知子 夜の秋の俳句 送り出てしばし佇む夜の秋 原口澄子 夜の秋の俳句 石仏の燭消す風も夜の秋 三浦光芳 夜の秋の俳句 ざわざわと揺らす風あり夜の秋 山口広子 夜の秋の俳句 長々と母に手紙の夜の秋 小川和子 夜の秋の俳句 兄の忌や寮歌聞き居り夜の秋 森本順子 夜の秋の俳句 役終えて杯を重ねる夜の秋 杉林義男 夜の秋の俳句 見慣れたる樹々の葉擦れも夜の秋 青木菅子 夜の秋の俳句 俄雨去りて持て来し夜の秋 大西吉子 夜の秋の俳句 そよと吹く風すり抜けて夜の秋 辻本和子 夜の秋の俳句 鉛筆をまとめて削る夜の秋 藤本春苑 夜の秋の俳句 夜の秋家族少なくなりしかな 福本良子 夜の秋の俳句 夜の秋星座拡げてチャット句座 野田ゆたか