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[季節] 晩夏(7月中旬)       時候季題
 
[季題] 梅雨明(つゆあけ)
 
[副題] なし
 

 うっとうしい梅雨が1か月くらいも続くとやがて雷が鳴って梅雨が明ける。
 
 雷を伴わず何時とはなしに明ける年もある。
 
 暦の上では6月11日ころの入梅から30日後7月11日ころが梅雨明けとされるが実際には地域やその年の気象状況によって異なることが多い。
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梅雨明けの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 July haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 晩夏(7月中旬)時候季題[季題] 梅雨明(つゆあけ)[副題] なし。うっとうしい梅雨が1か月くらいも続くとやがて雷が鳴って梅雨が明ける。雷を伴わず何時とはなしに明ける年もある。暦の上では6月11日ころの入梅から30日後7月11日ころが梅雨明けとされるが実際には地域やその年の気象状況によって異なることが多い。/梅雨明けの俳句 梅雨明と諾ふ風の軽さかな 稲福昌一/梅雨明けの俳句 梅雨明の輝きに舟見失ふ 門田窓城/梅雨明けの俳句 梅雨明けし筈にて日々の雲重く 岡崎桜雲/大極殿の俳句 梅雨明けて極彩まぶし大極殿 松山寿美/甲子園の俳句 甲子園めざす熱戦梅雨明けり 吉井竹志/日照雨の俳句 梅雨明の空定まらぬ日照雨かな 若林柾矢/飛行雲の俳句 梅雨明の空に一筆飛行雲 伊藤勇夫/魚版の俳句 梅雨明けて寺の魚板の音色澄む 松宮育子/梅雨明けの俳句 家中を風の道とし梅雨明くる 加藤ひかり/梅雨明けの俳句 梅雨明けて真青の空の拡さかな 長嶺 勇/蔵王の俳句 梅雨明や蔵王に湧きし雲あまた 加藤哲夫/梅雨明けの俳句 梅雨明や軽くなりたる朝の風 木村宏一/梅雨明けの俳句 梅雨明けて掃除機の音慌ただし 久保田昌子/梅雨明けの俳句 梅雨明けて大極殿の優美かな 土井木賊/梅雨明けの俳句 蜻蛉に梅雨明近き城の空 近藤清女/木曽谷の俳句 木曾谷や雲立ち上げて梅雨明ける 清水恵山/鰡の俳句 鯔跳ねて梅雨の明けたる博多湾 川上真太郎/阿蘇の俳句 大阿蘇を丸洗ひして梅雨明くる 橋本幹夫/梅雨明けの俳句 梅雨明の待たるる艇に人の影 竹中三津子/梅雨明けの俳句 梅雨明や生徒は卒寿水墨画 津田鴻林/梅雨明けの俳句 梅雨明の近き八鬼嶺に雲の浮く 東 嘉子/梅雨明けの俳句 梅雨明や一気に爪を切り揃へ 藤田岳洋/梅雨明けの俳句 梅雨明けの明るさませる並木道 中橋京子/掛け軸の俳句 掛軸の模様替へして梅雨明くる 瀬尾睦夫/梅雨明けの俳句 梅雨明けて大極殿の燦然と 奥田不二子/朱雀門の俳句 梅雨明けて朱雀門の朱いよよ濃し 小川和子/梅雨明けの俳句 梅雨明や木道に人列をなす 森本順子/梅雨明けの俳句 城見ゆる水上バスよ梅雨明くる 長谷山由実/梅雨明けの俳句 梅雨明や青き地球と思ふなり 田中由美子/梅雨明けの俳句 梅雨明の空の青さに見とれけり 能口和子/梅雨明けの俳句 梅雨明の予報のずるる雨となる 野田ゆたか