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[季節] 晩冬(1月)         植物季題

[季題] 寒牡丹(かんぼたん)

[副題] 冬牡丹(ふゆぼたん)
 
 
 牡丹は初夏の花であるがその変種を厳寒に咲かせたものが寒牡丹である。
 
 藁囲いの中にやや小ぶりの花を見せる。
 
 また普通の夏咲の牡丹の夏の蕾を摘み取るなど夏の活動期に障害を与えて冬に帰り花的に大きな花を咲かせるようにする牡丹園芸者もおられる。
寒牡丹の俳句 清月俳句歳時記植物俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩冬の俳句(1月の俳句) 季題 [季題] 寒牡丹(かんぼたん) [副題] 冬牡丹(ふゆぼたん) 牡丹は初夏の花であるが、その変種を厳寒に咲かせたものが寒牡丹である。藁囲いの中にやや小ぶりの花を見せる。 また普通の夏咲の牡丹の夏の蕾を摘み取るなど夏の活動期に障害を与えて、冬に帰り花的に大きな花を咲かせるようにする牡丹園芸者もおられる。 寒牡丹の俳句 たまゆらの日に妍競ふ寒牡丹 村上唯志 寒牡丹の俳句 虚子の句を諾ふ白や寒牡丹 西川寿賀子 寒牡丹の俳句 寒牡丹小首傾げて外覗く 綾井 美 寒牡丹の俳句 菰の中寄り添ひ震ふ寒牡丹 山本とも江 寒牡丹の俳句 寒牡丹散りてぽつんと残る笠 木村宏一 寒牡丹の俳句 舎利塔のほとり藁被せ寒牡丹 水野恵以 寒牡丹の俳句 あひ寄りてひとつの傘に寒牡丹 野田ゆたか