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[季節] 晩冬(1月)         行事季題

[季題] 寒垢離(かんごり)
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[副題] 寒行(かんぎやう/かんぎょう)
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 寒中に水垢離を取ること。

 寒30日の間に寺社に参詣して水を浴びたり滝に打たれたりして祈願をすること。

 昔は山法師や修験者が白装束で法螺貝を吹き鳴らしながら町中を歩いて門口に用意されている桶の水を浴びて修行したという。

 現在は一部の信者や行者などが行うものとなっている。
寒垢離の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編/行事俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者 野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。noda yutaka haiku[季節]晩冬(1月)行事季題[季題]寒垢離(かんごり)[副題]寒行(かんぎやう/かんぎょう)寒中に水垢離を取ること。寒30日の間に寺社に参詣して水を浴びたり滝に打たれたりして祈願すること。昔は山法師や修験者が白装束で法螺貝を吹き鳴らしながら町中を歩いて門口に用意されている桶の水を浴びて修行したという。現在は一部の信者や行者などが行うものとなっている。<例句>寒垢離の俳句 寒垢離の済めば女将の装ひす 舘野翔鶴。寒垢離の俳句 余震なほ寒行太鼓にも怯え 山口正秋。寒垢離の俳句 浄衣打ちかけて出を待つ寒垢離僧 横田壽賀子。寒行の俳句 寒行の法螺響き来る聖護院 西村舟津。寒垢離の俳句 寒垢離の未だ童顔の修行僧 橋本幹夫。寒行の俳句 奈良なれや寒行僧の凜と佇つ 松山寿美。寒垢離の俳句 寒垢離の白褌の漢神前に 清水恵山