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[季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)生活季題

[季題] (あかぎれ)

[副題] あかがり   胼薬(ひびぐすり)
 
 
 寒さの中の水仕事をする人がかかりやすく胼の症状が進んだもので皮膚に深い亀裂が生じた状態をいう。
 
 ぱっくりと赤く口をあけているように見える裂傷はみるからに痛々しい。
 
 近年では、台所用瞬間湯沸器の普及により皹の人を見かけることが少なくなった。
 
 寒に水を用いる職業の人もいて皹で痛い思いをされている人も居る。
あかぎれの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編/生活俳句1月のページです。kibe januari 例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者 野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。noda yutaka haiku[季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)生活季題[季題] 皸(あかぎれ)[副題] あかがり ひび薬(ひびぐすり)寒さの中の水仕事をする人がかかりやすく「ひび」の症状が進んだもので皮膚に深い亀裂が生じた状態をいう。ぱっくりと赤く口をあけているように見える裂傷はみるからに痛々しい。近年では、台所用温水器の普及により皹の人を見かけられなくなった。寒の水を用いる職業の人もいらっしゃり皹で痛い思いをされている人も居る。<例句>・あかぎれの俳句 胼の手を撫でてくれたる幼なの手 山中明石・あかぎれの俳句 湯上がりに胼薬つけ日課終ゆ 大場比奈子・あかぎれの俳句 皸やジャズボーカルと握手する 保坂道子・あかぎれの俳句 辛抱の限界なりしひび薬 木津二郎