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[季節] 新年(1月)         生活季題

[季題] 山始(やまはじめ)

[副題] 初山(はつやま)
 
 
 その年初めて山に入る際の儀式。

 山に入って木を伐り山の神に米・餅・酒などを供えて一年間の無事を祈る。

 日も方法も地方により異なるが刈り取ってきた小枝を家事の火に用いたりする。

 また鳥や獣などに撒き餌を与えたりするところもある。
山始の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年(1月)生活季題[季題] 山始(やまはじめ)[副題] 初山(はつやま)その年初めて山に入る際の儀式。山に入って木を伐り山の神に米・餅・酒などを供えて一年間の無事を祈る。日も方法も地方により異なるが刈り取ってきた小枝を家事の火に用いたりする。また鳥や獣などに撒き餌を与えたりするところもある。
<例句>山始の俳句 渾身の斧打つ谺山始 村上唯志。山始の俳句 柏手の谺返しや山始 西川寿賀子。山始の俳句 山始草鞋の紐を固く締め 稲福昌一。山始の俳句 背負子には供物の酒も山始 森本恭生。山始の俳句 冬眠をせぬ熊注意山始 貫野浩。山始の俳句 初山に入り青空を登りけり 森戸しうじ。山始の俳句 頂きを神と崇めて山始 野田ゆたか。